KODO

茶人・書家。文藝春秋SDGsエッセイ大賞2023グランプリ受賞【所属】表千家【茶道】T…

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茶人・書家。文藝春秋SDGsエッセイ大賞2023グランプリ受賞【所属】表千家【茶道】Tamasa Hotel(柬)|Raday Muzeum(洪) 【書道】Luzanky(捷)|Galleria IAC(伊)|Stadt Museum(墺)等【贔屓】白味噌&EPICAヲ愛スル。

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マガジン

  • わたしの本棚

    私が棚に並べるのは、古風な日本人からたまたま譲りうけた古書ばかりで、元の持ち主が亡くなった方も少なくない。要は私の本棚で一時期お預かりしているだけに過ぎない。そのような絶版ばかりの本の面影を少し草していくマガジンになる。

  • 路傍ノ戀

    古くさい考えで戀愛をテーマに随筆を草してまいります。モテ方等の近代的なものではなく、人としてのあるべき戀愛を書いていきます。不定期ではございますが、原稿用紙も画像としてアップしていきますので、未だ古典立脚した日本語で讀書したい古風な方に届けば幸いです。

  • 高堂つぶやき集。

  • ほんのすすめ

    NPO法人読書普及協会理事長の読書垢。

  • 日記

    日々の暮らしをつらつらと。

記事一覧

壁打ちが好きになったのは、四十代に入ってからだと思う。以前は先が読める展開が厭で、壁は避けて通った。どうも予測不能な球が飛んできて、それに対応するのがよかったらしい。後の先といったあたりか。ただ壁打ちにもそれがあるのだと識ったのが、私の場合は遅くて、最近であったという話であろう。

KODO
1日前
16

『「幸せなお産」が日本を変える』吉村正 | 講談社+α文庫

 怒り狂ったおじいちゃんが赤裸々に綴った文章が好きだ。  さらに云うならば、日本人なんだ…

KODO
3日前
18

【日記】2024.8.24 三十三年ぶりの登校

 今朝がた窓際で執筆していると、家内が散歩から帰ってきて、サプライズがあると云う。しかも…

KODO
7日前
35

【追悼】松岡正剛校長

過日、十離でご一緒した野郎たちで飲んでいた。 十離とは、ISIS編集学校に守破離とコースがあ…

KODO
10日前
49

執筆は何処で書くかで左右される。海外では一文をひねり出すのに、工場を購入した作家もいるくらいだ。過日は、家内をつれて海辺で書くことにした。遠くには巨大な雲が何かになろうとしているようであった。一万字ほど書いて、顔をあげると、先ほどの雲は跡形もなく消え、静かな夕暮れが拡がっていた。

KODO
12日前
31

『トリックスターの系譜』ルイス・ハイド著 法政大学出版局

 まみーたこと大澤真美とのご縁は、農業帰りに、ふと葉山の海辺で話そうとなったのがきっかけ…

KODO
2週間前
20

蚊について、皆様に問いたい。今年奴らは進化を遂げてはいないだろうか?例年は蚊を倒しつつ、蚊に刺されつつの日々を送っているのだか、今年は惨敗だ。別段、ブンブンと五月蝿くもない。思うに奴らはステルス技能を習得したのではないか。お陰で私の身体には虫刺されの天の川が今も煌々と輝いている。

KODO
3週間前
41

晴耕雨読

KODO
3週間前
33

相変わらずの酷暑ではあるものの、昨夕はふと暑さのなかに秋を感じた。たしかに不快な暑さは健在なのだが、微かなる秋の芽生えというべきか。おそらく春夏秋冬は気温ではないのであろう。では何なのだと問われても、言葉が見当たらない。しかし、機械には分からぬ生命的なものであることは間違いない。

KODO
4週間前
23

おなかの中のきみに贈る #未来のためにできること

 きみが生まれてくる日まで、手紙を書いている。おじいちゃんの形見の万年筆で、おとうさん愛…

KODO
4週間前
76

【日記】2014.7.28 祭りのあと

 過日、蚊取り線香付きの家内を連れて、浴衣で地元の祭りにでかけた。私が幼い頃は神社のまえ…

KODO
1か月前
19

『街の書店が消えてゆく』月刊「創」編集部

 過日は私が理事長を務めるNPO法人読書普及協会の総会であった。冒頭、私は次のようなことを…

KODO
1か月前
18

【23年度グランプリ受賞者がこっそり教える】文藝春秋SDGsエッセイ大賞2024を書くにあ…

 昨夕から妙にアクセス数が多いなと思っていたら、今年の「文藝春秋SDGsエッセイ大賞2024」の…

KODO
1か月前
142

父の急逝後、事業を継いで | #自分で選んでよかったこと

 人の一生なんてあっけない。  よく耳にする言葉だが、身内のこととなると余計に抉られるも…

KODO
1か月前
59

お神籤は平安時代、百首の漢詩から吉兆を視たのが始まりとされる。元々、神籤のミは御であり、御籤であったのだろう。そこからより丁寧に御々籤としたのでは、さすがに妙なので、ミを神にしたのではなあるまいか。兎にも角にも、神籤と申せば彼方が占え、お神籤と申せば此方が觀えるだけのことである。

KODO
1か月前
18

squirrel

KODO
1か月前
22

壁打ちが好きになったのは、四十代に入ってからだと思う。以前は先が読める展開が厭で、壁は避けて通った。どうも予測不能な球が飛んできて、それに対応するのがよかったらしい。後の先といったあたりか。ただ壁打ちにもそれがあるのだと識ったのが、私の場合は遅くて、最近であったという話であろう。

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KODO
3週間前
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3週間前
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4週間前
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