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実録!乳幼児の貧血・・・ですって!?

突然ですが、私には病院で管理栄養士をしている娘がおります。時々私の特集しているブログなどのお料理メニューの作成をお手伝いしてくれてもいて♪

本日はその娘から聞いた話、 乳幼児の貧血が増えている!というお話について皆さまへお知らせしたいと思っております。

■貧血患者さんのこんな状況を。

彼女が勤務する病院では、ここ最近乳幼児の貧血患者さんが増えているそうです。
これについて不思議に思い、「○○市だけなのかなぁ・・・」と思って調べたところ、なんと全国的に増加傾向だったそう。

私、知らなかった!!!

貧血・・・と、聞くと、『ヘモグロビン不足かな?』とまず思いますが、娘からの今回のテーマは 「フェリチン」であると言われてまた驚きましたよね。
ここ数年テレビでも取り上げられることが増えてきたこの言葉、皆さんはご存知ですか?


■フェリチンとは?〜貧血とのつながり!

『フェリチン』とは、鉄分を貯蔵することができるたんぱく質で、心臓、肝臓、脾臓などの内臓や小腸の粘膜などに存在します。
このフェリチンの値が高いと、体内に備蓄されている鉄が多い ということになります。

私たちが摂取した鉄分はまずヘモグロビンにいきます。なぜならヘモグロビンは、生命維持に直結する身体の隅々まで酸素を運ぶ働きを持っているためです。

こちらは運ばれしリラックマたち笑。

そして血液内のヘモグロビンに十分な鉄分が供給されると、やっと残りがフェリチンに回され貯蔵されます。反対に、血液中の鉄分が足りなくなると・・・フェリチンに貯蔵されている貯蔵鉄を使って、不足分を補います。

お金と同じようなものですね。手持ちのお金(ヘモグロビン)が充分であれば貯金(フェリチン)する、逆に手持ちが少なければ貯金を切り崩す…


■さて本筋に戻ります。

「乳幼児の貧血が増えている理由」どういうことか気になりますよね??

赤ちゃんは母体からフェリチンを貰って生まれてきます。
しかしその備蓄はだいたい4か月くらいで底をつくらしく、それ以降は外部から摂取し備蓄に回さないと、フェリチンの値はどんどん減少していくことになります。
離乳食開始が5か月目安といわれる根拠がこれです。

しかしながら最近はアレルギーの心配などから離乳食開始が遅かったり、半年以上の月齢でも母乳だけだったりのご家庭が増えているとのこと。(うちも8か月までは完全母乳だった・・・)

彼女の病院内部での調査では、生後一年間、ほぼ母乳栄養だけで育った子供さんに顕著に症状がでていたとのことでした。


■お子さまが貧血になる。この事実も広めたい!

乳幼児の貧血。意識していないし、まさか・・・と、驚きが伴うものでしたが、このスキームを知ると納得できる部分でもありました。
そして、子育て世代の皆様、はたまた小さなお子様と接するお仕事をされている方には是非知っておいて欲しい情報です。

また、こどもの貧血についてこちらの病院の説明が詳しくてわかりやすいのでご参考までに掲載しておきます。

ご興味のある方、のぞいてみて下さいませ(^^)


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