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【人口100人未満の集落】奄美大島への旅

ド田舎で生活したことってありますか?

3月に亡くなった祖母の葬儀のため、僕は約10年ぶりに祖母の住んでいた加計呂麻島を訪れた。

地図

加計呂麻島というのは鹿児島県に属する奄美大島の離島の1つ。祖母はこの島にいくつかある集落の1つ"西阿室"という地域で暮らしていた。人口は100人にも満たないうえに、そのほとんどが高齢者。集落内で誰かが無くなると、住民たち総出で"お別れの会"が開かれる。

病院に行きたければ車で15分かけて山を越えなければいけないし、スーパーで食品の買い物をするためには更にそこから船で25分かけて本島に渡らなければいけない。何かと不便はあるけど、集落内で何かが起これば住民たちみんなが駆けつける"人の温かさ"がそこにはある。
僕は普段千葉に住んでいるのでこの集落からしたら都会なのだろう。そんな都会で過ごす自分の今の環境には無い温かさが胸に染みた。祖母の葬儀でこの島の魅力に改めて気付かされた。

いざ奄美大島へ!

3月は祖母の葬儀のため、島生活を満喫したりレジャースポットに出かけたりといったことはしなかった。しかしどうしても島での暮らしを久々に体感したくなり、妻を連れて4泊5日の奄美満喫旅をすることにした。

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12:50、奄美空港に到着。飛行機の窓から見える綺麗な海ですでにウキウキしてくる。

レンタカーを借りてまずは腹ごしらえ。

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名物郷土料理の鶏飯(けいはん)を"ひさ倉"でいただいた。

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具材をご飯に乗せて鶏ガラスープをかけていただくお茶漬け系のソウルフード。自宅でも鶏飯を作ったことはあるが、やはりプロの作る鶏飯の美味さには勝てない。お店が育てている鶏の出汁の旨味がケタ違いの美味さを生み出している。ご飯と出汁がおかわり無料なのでたくさん食べたい人にもオススメのお店。

空港から車で約2時間走った先にある古仁屋港。海の駅でフェリーチケットを買って、いざ加計呂麻島へ。

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船で加計呂麻島へ渡ると、さらにバスで山を越えて"西阿室"という集落に到着。

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人口は100人未満で、その多くが高齢者。小学校の全校生徒は10名未満らしい。

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お店は、飲食店の"お食事処もっか"と日用品や簡単な食材を販売している"茂岡売店"。あとは郵便局とゆうちょのATMがあるくらい。

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コンビニやファミレスも無ければ、ドラッグストアや病院も無いけど、のどかでゆったりと時間の過ぎる空間には癒される。

特に海岸はほぼ貸し切り海水浴場になるし、夕方の景色は絶景。

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あああ

生活は不便といえば不便だろうけど、住んだら住んだできっと余計な出費も抑えられるだろうし、都会では味わえない楽しみ方もある。

気が向いたときにこうしてBBQやキャンプもできちゃうしね。

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1日目はほぼ移動だけで終わってしまったので、2日目以降の加計呂麻島の紹介はまた別の機会に!

また、この旅の様子をYouTubeでも発信していますのでご興味のある方は是非コチラからご覧ください。

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