自分の描いたキャリアを過ごすために

先日、HUNTERCITYの「GAFA本社で働く一流人材から聞く・一流になるためのキャリア思考」を受けたのでそこでの学びをシェアします。

今回は、具体的な会社名までは出せませんが、GAFAクラスでは優秀な人しか働いていないのでその中の日本人と思ってもらえればいいです。


まず最初に驚いたのは、本社で働くことがどれほど難しいかということです。私はこれまで100人くらいいるんだろうなと思っていましたが、実際は数人とのことでした。

勘のいい人はこの時点で何か特別なことをしないと入れないんじゃないかと思うんじゃないでしょうか。そうです。本社にまでいくには普通にしていてはいけません。講師の方がおっしゃっていたのは具体的に戦略を練るということでした。

はじめにやるべきことは、具体的に自分がどこに進むべきかを描くことです。基本的にこれらの会社の本社に入る方法は三つしかありません。それは①直で受かる、②日本の支社から移動する、③国外の企業で海外での実績を残し転職する方法の三つです。

そして本社に選ばれるために自分がどう人生を歩んでいくか細かく決め、パスを理解します。そしたら後はそれに向かって最短距離で動いていくだけです。GAFAの本社に受かることはハーバード大学に受かるより数十倍難しいと言われているので、①の方法はあまり現実的ではありません。となると②か③の方法のどちらかになります。

こういった考え方は一見するとあまり難しいようには思えませんが、多くの人ができていないんじゃないかと思います。周りを見てもとりあえず内定を取って、そのあとは特に考えていない人が多い気がします。逆算して考えていないということですね。


私はスポーツに似ているところがあると思います。例えるなら、ここでの「本社に入る」という目標はスポーツでは「全国大会で優勝する」とします。するとそれにむけてまず「日本支社に入る」必要があり、「県大会で優勝する」必要があります。さらにそれを達成するためには、「勉強をして知識をつける」、そして「練習して実力をつける」必要があるでしょう。

このようにして見ると、なんだ今までやってきてたじゃん、と思うのですが、唯一違うとすれば私は「期間が設けられているか」があると思います。

スポーツは何月何日が試合だとわかるとそれに向けて準備をすることができます。一方仕事は大学を卒業すると、それ以降は特に時間の制約がないので自分で決めなければなりません。それをみんな忘れてしまっているのです。なので、自分の進むべき道が決まったら、同時に期間も設定するとより実現に近づくと思います。


就職を考える人は、自分が学べるスキルはどこにあるのかを考え、大学で学んでいることを含め、自分自身の引き出しを増やす努力が大切です。自分が何をやってきて何がしたいかが明確に理解できれば、自分の中にストーリーを持つことができます。言い換えるなら、点と点が線で繋がるような感覚です。私も残りの大学生活でもっと自分の引き出しを広げられるように学んでいきます。

最後に余談ですが、GAFAのような企業には自分のカラーがある人が気に入られやすいとのことでした。なのでこれまでの経験を経て自分自身がどういう人なのか理解するとともに、それを人前でも表現できるようにしておくといいかもしれません。



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