国は就学支援新制度に東京藝術大学の社会人多浪を支援対象から排除することを決定する前に有識者へのヒヤリングは行ったのか?

アートの世界は多くの組織、専門分野、コレクティブに分かれており、それぞれによって価値観や考え、生き方、働き方、学び方は違う。その違いを横断的に理解する者は少なく、ヒアリングの人選を謝ると取り返しのつかない事故に繋がる。

特に今回の新制度で社会人多浪を支援対象から排除したことは早急に解決しなければならない問題だと考える。つまり、これからアンケートを取るが、アートの世界に限らず、数えきれない数の事故が起きているはずだ。


国は今回の制度を議決する前にアートの有識者へのヒヤリングは行ったのか?
今回の議決による東京芸大の動揺は大きい。現在浪人している社会人多浪に対する被害もあるはずだ。ヒアリングを行ったとは到底思えない。なぜ付帯事項で国の力となる高度な能力を持つ優秀な社会人多浪への支援を盛り込まなかったのか?疑問に思えてならない。

ヒアリングを行った場合はどのように行ったのか?
行ったとすれば、国会議員と蜜月の関係にある人間にのみ行っていないか?安易に事が進んだのではないかと疑問が頭によぎる。蜜月の関係にある人間にヒヤリングして、その者が3浪以上の減免が不要と話したのであればヒヤリングの対象を誤っていると言わざるを得ない。
3浪以上が支援対象から外されるに至ったその経緯の中にアートの世界の関係者及び有識者がどのように関わり、報告を行なったのか?関わり方や報告の内容には大いに問題があると思う。
行っていないのだとすれば、それはさらに問題だ。

 恥ずべきことだが残念ながらアートの世界は既得権益の世界だ。国の判断に対して、無条件にライクを示すものも多い。先ほども述べたようにこの世界は多くの組織、専門分野、コレクティブに分かれている。その中で政治との蜜月の関係を築いている組織、専門分野がある。日頃より蜜月の関係を築いている者がヒヤリングを行なった場合、当然ながら意見することはなく、煩わしい議論は抜きにことが運んだことを想像することは容易い。

蜜月の関係については、これから関係者を対象にアンケートを取りリサーチするので、その結果を客観的事実として多くの人に見て欲しいと思う。
 
今、東京藝術大学は生徒に対して授業料値上げについての説明会を行わない。東京藝術大学の中にも政治と蜜月の関係を築いているものは多い。少なくとも学生と距離をとり、国に近づく姿は異様だ。

⭐︎アンケートにご協力ください
2020年施行の修学支援新制度の対象から外された社会人入学者を新制度の付帯事項として支援の対象に含めることを国に請願する請願書、要望書作成に必要な資料収集の為のアンケートです。
尚、東京藝術大学等高倍率により他大学よりも平均浪人年数の高い大学についても別のアンケートとなります。但し、その中で自分で進学費用を工面して浪人した方はこの社会人入学者アンケートも該当します。

社会人入学者本人用のアンケート
社会人入学者を指導された経験のある先生用アンケート
社会人入学者のお子さんをお持ちの保護者用アンケート
一般の方用アンケート


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