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本と出会う

今日は19時からBS1で秋山を観て、21時からYouTubeで雄星を観るダブルに幸せな日でした。やったね。

複雑な感情が多少あるにせよ、選手がMLBという大きな世界に羽ばたいていくことはファンとして誇りであることに違いなく、その選手たちが試行錯誤しながら異国の地で白球を追っている姿を見せてくれることには感謝しかありません。

読書家として有名なゆーせいは、その真面目さとストイックさをひたすら掛け算して成長していくイメージを勝手に持っています。大目標、中目標、小目標ときっかり決めて、日々のタスクを着実に消化していって、ポイントで振り返りをして改善する、その辺にいる会社員顔負けの生活をしていそうです。

そんなゆーせいが「ジャケ買い」するというのには正直驚きました。本屋さんを隈なく捜索するのはらしいけど、直観的な思考のもと手を伸ばすゆーせいを想像して何だか感慨深くなりました。

本に出会うとは、つまり作家と出会うことであり、出版社と出会うことであり、文章と出会うことであり、言葉と出会うことであり、そして関連する他の本と出会うことでもあると思っています。だからこそ私は院生時代が「多分この2年以上に楽しく充実していて、かつしんどくて泣きそうになる時間」と位置付けているのです。あれだけの出会いはそう訪れないからです。

なんというか、本を開くとは、断続的な知の探索を開始することです。この探索は非常に難易なこともあれば簡便なこともあるのですが、歩き始めてみないことには分からない気難しさを持っていると思っています。何度挫折しても同じ道に挑戦したり、はたまた別のアプローチで攻略を試みることができるのは魅力の一つです。

探索して得たことは血肉となって私自身を構成します。時に毒にもなりえるので厄介ですが、その危険性をはるかに凌駕してしまう甘美な栄養です。
本って、もしかしたら食事と同じなのかもしれません。

明日は、町の本屋さんに行こうかな。

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