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就職活動 必勝ガイド Vol.1

はじめに
当記事は2020年3月1日に発行された
高知新聞「就活ナビ2021」
高知有力企業ガイドブック
より一部抜粋、
再編集したものです。
情報は発行当時のものです。予めご了承ください。

 ライバルの動きは早い! 
 今からでも間に合う就職活動必勝法。

「就職活動の指針(経団連)」が廃止されたことから、意識の高い学生は早期から活動を開始。昨年の夏のインターンシップから企業との接点を持ち、すでに内々定を獲得している学生もいます。

就職活動が本格始動すると、スケジュールが重なりかなり多忙になるので時間がかかる自己分析や就職の軸決め、会社研究などを済ませて「準備は万全」という人も多数。

そこで今回は就職活動に必須のエッセンスだけを凝縮した必勝法を伝授。 自己分析や会社研究、面接の準備まで・・振り返りも込めて、お役に立てると幸いです。

STEP-1
就職活動早分かり解説

就職活動のスケジュールと流れ
その時々に、やるべきことをやる。それが就活必勝の決め手です。 「忘れてた!」と後になって慌てないよう、まずは就職活動全体のスケジュールを理解しておきましょう。

●自己分析
自己分析で「できること」「やりたいこと」を明らかにして、自分の将来像を検討します。行き詰まったときは友達や両親に自分のことを聞いてみるのもいいでしょう。

●就職活動の軸決め
自分の「できること」「やりたいこと」を基に 、就職活動の軸 (会社選びの条件)を絞っていきます。就活を終えたばかりの先輩や大学のキャリアセンターの担当者の話も聞いてみましょう。

●会社研究
就職ポータルサイトに登録。インターンシップや前年度の情報を見て、どんな会社があるのか、どんな仕事があるのかを研究します。3月1日には会社へのエントリーが可能になりますので、それまでに会社研究で得た情報を基に、就職活動の軸もブラッシュアップしておきます。

●エントリー
就職ポータルサイトを使って、就職活動の軸に当てはまる会社を探します。キーワード検索を使うと便利です。検索して表示された会社の情報を丁寧に閲覧して、「これは」と思った会社には個別にエントリーしましょう。

●合同会社説明会
合同会社説明会や学内セミナーは多くの会社の情報を一度に手に入れるチャンス。時間が許す限り参加して、上手に活用してください。名前を知らない会社でも、話を聞いてみると「こんな仕事があったんだ」という発見につながることも。

全ての会社のブースを訪問するくらいの意気込みで、積極的に行動しましょう。

●会社説明会
興味がある会社の個別の説明会に参加して、さらに詳しい情報を得ます 。
話を聞いて「ここなら自分が活躍できそう」と思ったら選考に進みましょう。会社によって選考のステップがまちまちなので、説明会に参加したときに確認してメモを取っておきましょう。

●選考
適性試験や記述試験、面接などがあり、会社によって内容が異なります。面接のマナーを身に付け、試験・面接対策をしっかり行ってから、選考に臨んでください。

●スケジュール管理
選考に入ると、一つの会社に何度も足を運ぶ必要があるため、複数の会社で選考中のときは日程の調整が複雑になります。学校や部活、アルバイトなどの時間も含めて、しっかりスケジュールを管理してください。

●内々定
最終面接まで合格した人には、内定承諾書が送られてきます。これが内々定です。内々定は一度に出されるのではなく、さみだれ式。早い会社は4月中に、遅い会社は9月いっぱいまで引っ張るケースもあります。(2020年2月当時の情報です)

●内定
内定承諾書は期日までにサインして会社に返送してください。これで入社が内定されました。内定承諾書の提出後は、教授や両親、大学のキャリアセンターへの報告も忘れずに。

●内定式
10月1日前後に内定式が行われます。内定式から入社式までは、必要な書類を提出したり研修や懇親会に参加したりして、入社意識を高めてください。

9月末で採用を終える会社が ほとんどですが、「まだまだ続ける」という会社もあります。この時期に内定が出ていなくても、諦める必要はありません。追い込みを掛けましょう。

つづく

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