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毒をくらう日

食中毒って、毒なんですかね?当方が今までで一番回数が多く罹る体調不良が食中毒です。

今回の話しは食中毒では無いのですけど、〝毒〟と考えた時に一番最初に思い浮かんだのが食中毒というワードだったので。

日本人の大半の人は何らかの毒を体内に入れた事は無い筈。一番身近な毒らしい毒は多分、キノコ類かと思う。蚊や蜂、ムカデ等に刺されたり噛まれたりして腫れるのも毒と言えば厳密にはそうなのだけれど、ちょっと毒っぽさは劣るかな、と。当方は幼少の頃、スズメバチに刺された事が有りますが、流石に毒キノコは食べた事は無い。

他に身近な毒は貝毒でしょうか。海産物に馴染みが薄いとあまり気にした事もない人はいるかも知れませんが、かなり恐ろしい毒です。

あと、海産物で有名な毒はフグでしょうか。日本では年に二十〜五十人前後がフグ毒に冒されている。殆どの事件は素人料理が原因で、非常に危険なのに何故か毎年被害者が途絶える事は無い。

沖縄ではハブが有名だし身近らしいので、そちらの出身の人は蛇毒の方が馴染みが有るかもですね。本州でも山林の人たちはマムシやヤマカガシ等を思い浮かべる方も居るでしょうか。蛇毒被害は日本で年間、千〜三千件ほど起こっていて地味に思っているよりは多い気がします。因みに、死者も毎年十人前後、出てしまっています。

当方が勝手に思っている一般的に知名度の高い毒物は青酸カリと砒素でしょう。前者は八年程前、後者は二十年以上前に事件が有りましたけど、それとは別にミステリー系小説や漫画ではけっこう定番な毒物という先入観が有ります。尤も、青酸カリは二酸化炭素と結合すると無害化したり、現在では厳重な取り扱いによって、保管するのも入手するのも難しい毒物で、実際に使うにはもっと楽な方法が有ると思う。一方、砒素の方は入手も保管も青酸系よりは比較的簡単っぽいですね。


と、ここまで書くと毒物のリストみたいな感じになってしまいましたけど、違いますからね。



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