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なぜ人は激詰めしてしまうのか。

現在在籍している会社が、大学新卒で働き始めてはや4社目。
公務員→アウトソーシング会社→SaaS→損保系コールセンター専業会社
という変遷を辿っています。

すでに病気の話は少ししているのですが、決定的に人生を狂わせてしまったのはSaaSで働いた時のパワハラが1番大きな出来事でした。

それまで激詰する上司に当たったことがなかった

多分僕は2社目までは凄く、もの凄く、恵まれた環境で仕事をしていたのだと思います。
しかし、それは離れてみてから気がつくもの。

SaaSはまだ創立から時間が経っておらず、コーポレート機能もまだこれからといった状況。
僕は1次面接で提案されていたポジションとは若干違うポジションのチームリーダーをアサインされました。
評価されたことは素直に嬉しかったし、自分でどれだけできるのかも楽しみにしていました。

入社していざ。

研修期間は自分でのびのびと仕事ができ、在宅ということもありメリハリをつけて仕事をすることができました。
チームのメンバーも、アルバイトと派遣という一風変わったチームではあったもののコミュニケーションにさほど大きなハードルを感じることもなく、順調かに見えた日々。

前任のリーダーの方が、突然退職することが発表されたのが入社ちょうど1ヶ月後くらい。
あー通りで僕がアサインされたんだなあ、、、と思いつつ、チームの大きな課題が自分にのしかかることになりました。

それは・・・。

アルバイトの能力に課題がある。

へ?と思いますよね。
アルバイトなら使えなければクビだろと。
ただ、前の会社でアルバイトの管理をしていたときに現在の日本の雇用関連の法律では雇ってしまい、一定期間が経過してしまえばそこで契約を更新しない(=クビ)というのは、労働者側の更新期待に対して問題があると判断される。
ということは分かっていました。

だからこそ、自分の上司を巻き込んで期待しているスキルに満たないのであれば退職または、契約の打ち切りを早急に提案するべきだと説明し、そこは了承していた。
はずなのですが、実際に後でいろんなところから話を聞いたところ、上司的には自分でレッドカードを出すことが、直接的な評価につながることから実施する気はなかったらしいです。あはは。

アルバイトに悩まされながら、止まらない批判

ここだから言います。僕は細かい作業を正確に実施するのは決して得意ではありませんw
なんなら荒削りでも良いから、早く出して修正をする方の人間だと思っています。
ですが、それはあんまりというか許されなかったんですよねえ。。。

派遣さんたちは、僕より半年くらい前に入社しておりすでに作業については一通り熟知しており、知見もスキルも身についている状況でした。
僕が進捗管理や、他のチームとの調整をしている合間に片手間で作業したものに正確性を求めないで欲しいっていうのが今では言える本音ですが、当時は派遣からも詰められ、マネジメント能力だけではなくプレイヤー能力もあって当然と考えている上司からは日々詰められるようになりました。

そうこうしているうちに、他チームからも進捗管理やスケジュールで詰められるようになっていき、3方面から責められ続けるような仕事の進め方になったのが入社して4ヶ月目。

あっという間に追い込まれた。

3方面から責められて、2週間くらいでしょうか。
仕事が手につかないんですわ。
集中力が続かないんですわ。

あーやったわ。。。

と自分でも自覚しました。
明らかに自分が仕事をしているはずなのに、パフォーマンスがとんでもなく落ちているんです。
経験のある方ならわかると思うのですが、2回目は確実にその違和感に早く気がつきます。
1回目のように、頭痛が、めまいが、ロキソニンが。とはならないのです。
あっという間に体調が転がり落ちていくんです。

僕の場合、メンタル疾患といえどどちらかというとまず気持ちに現れるのではなく、体調にきます。
これは自分でもびっくりしていますが、2回目の再発(3回目の体調悪化)の時にも気がつくのですが・・・。

主治医にも状況を説明し、即休職指示。
とりあえず1ヶ月は何も考えず休むことにしました。
その後、復帰してから訪れる地獄を予見することなどなく・・・。

復帰して、任された仕事

それは、全く違う業務でした。
「やった。配慮してもらえている!」

と思ったのも束の間・・・。
まあざっくり書くと、
「私(=上司)は深夜まで残業しているのに、こーちゃくんは残業もしないで作業が遅れているのはおかしい。」
「チェックする私のタイミングも見計らえないのか!」
「仕事のスキルが期待値より大幅に低いので次回の査定を楽しみにしてろ!」
「業務の優先順位がつけられていない!言われなくてもわかるだろ!」
「自分の仕事もろくにできないのに、社内の他の部署の仕事の応援なんかしてる場合か?」
とパソコンの画面いっぱいのSlackで詰められる日々。

自分としては、少しでも会社のためにできることはないかと出来ること、挑戦できることから順番に対応していっていました。
確かに、本来自分の所属している業務で百点満点が取れていない中、他の業務の応援をしたのは適切ではないかもしれません。
が、それをGoogle workplaceの操作履歴や上司のいないSlackのチャットルームでのやりとりなどについても全て監視され、事細かく指摘されるようになっていきました。

人事に相談し、これでは・・・。と言われ行きすぎた指導をパワハラ認定されるも、口頭指導にとどまるという話と、僕の処遇については特に変更、配慮なしと結論づけられました。

結果的に

やめるという以外の選択肢ありませんよね笑

かねてより、取得したい資格もありましたし、翌年に雇用保険の制度を利用し大学院へ進学しようと思い、退職することにしました。

その時は、本当にグループの役員の方や他部署の先輩社員から助けてもらい、体は壊してしまったら取り返しが付かないと冷静なアドバイスをもらい、退職を決意できました。

そういえば、復帰してからの体調

人生初を2度も

復帰した月とその翌月にパニック発作で救急搬送されたのはこの時ですね。
動的な症状が初めて出て来たのは、ここでした。

正直、パニック発作が起きた時は何が何だか分からなかったというのが実情です。

1度目

これは、パートナーと一緒にベッドで横になっていた時。
朝3時ごろ、、だったでしょうか。
突然震えが止まらないんです。
それも、ピクピクとかではなくガタガタと震えてしまい、検温してみると39度の発熱。
気がつけば息苦しさもあり、自分でもどうしたら良いのかよく分からず1時間くらい様子を見るも一向に改善されない。
震えは止まらないし、息はどんどんしにくくなる。

パートナーとも相談し、朝の診察を待たずに救急搬送を要請するしかない。
となり、救急搬送。
救急外来で点滴をしてもらい、感染症の検査、血液検査を実施し結果を待っている頃には体の震えも止まり、熱も一気に引いてきました。

検査結果を見て、取り急ぎ問題はないので一旦帰宅ということになりました。

2回目

この時は、たまたまソファで横になっていたというか寝落ちしていた時で、やはり震えで目が覚めました。
前回と同じような気もするし、だけどそもそも前回も明確な診断はされなかったし・・・。
と自分でも混乱していく中で、止まらない震えと息苦しさ。

主治医に伝えようとするも。

これはやっぱりやばいなと思い、通院していた精神科のクリニックで相談しようにも5分で診察を終えなければいけないというルールがかなり厳密化していた時期で、診察開始してから5分経つとパソコンの音声で5分経ちましたので退出してください的なアナウンスが流れるんですよね苦笑

これは、僕自身も自分の病気と向き合う次のステップに進まないと行けないのだなと思い、他のクリニックを探し、予約して、紹介状を依頼し、転院することになった。
というのはまた、別の機会にしましょう。

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