どんな怠け者でも自分をうまくコントロールする5つの秘密
なにか物事をうまくやり遂げる技術を身に着けたければ、自分をコントロールする他ありません。例えば憧れる人の名前をひとり挙げてみてください。その方はきっと自制の力を持った人ではないでしょうか?
彼らはひとつの技術をマスターする過程で練習することが重要であることを知り、自制の力でやらねばならない事に集中しているのです。
例えばゲームを止めて勉強すること、ダイエットやセールス、そのすべての中心に自分がいる以上、自制の技術は私たちに大きな実りを与えてくれます。
動画版はコチラです↓
https://www.youtube.com/watch?v=b7gdibHa24k
自制とは一体何でしょうか?
その意味を知るためにまず人間がロボットでは無いということです。
アイスを食べてしまったり、ネットサーフィンで余暇を楽しんだり。怠けることは人間の本能で、決して悪いことではありません。それは誰にでも起こる普通のことです。
しかし、節度を持ってこれらの本能と付き合わなければ人間は動物と同じになってしまいます。
過ぎたるは感情なきロボットのように、足らずは節度なき動物のようだ。
ある意味、人間らしく生きることに自制の力は大きく役立つものです。
ではこれから自制の技術を発達させる5つの練習方法をお伝えします。
①自分の弱みを知る
この世界に弱みを持たない人間はいません。コーヒーに目がない人もいますし、手軽なジャンクフードが欠かせない人もいます。他人に指摘される場合もありますが本人が自分自身と直面したとき本当のところ気が付いてることが多い。
重要なのは弱みをしっかりと認識することです。大半の人はこの領域にすら目を向けたがりません。しかし放っておけば悪い習慣や中毒が原因となって節度を失ってしまいます。まずは何を減らす必要があるのか、それと同時になにを学べるのか認識しましょう。
②簡単な習慣を作る
もしあなたが自制の力を身に着け始めると、それらは勢いを持ち始め異なる弱みも改善したいと思うかもしれません。しかしそれらは一晩で手に入るものでしょうか?もちろんNOです。
例えば体重を10キロ落としたいとします。毎朝1時間早く起きランニングを始めました。初めの3日は上手くいきましたが、途中でやる気は失せてしまい止めてしまいました。
このような3日坊主を避けるために、より簡単で十分に継続を期待できる習慣を計画したほうが自制の力に自信が付きます。自分が楽しめる範囲内で続けることを念頭に置いてみてください。
③ご褒美を活用する
自分にご褒美を与えることを恐れないでください。誰しも何かして、その結果良いことがあれば、続けたいと思います。冒頭にも触れましたが報酬システムは私たちの本能に刻まれた立派な仕組みです。
この仕組みは特に習慣を形作る初めの段階で効果的です。なぜなら大半の人は効果が表れにくい初めの段階で諦めてしまうため元の悪習慣に戻ってしまいます。
愛犬が何か芸を覚えたらご褒美を与えるように自分自身をしつけるイメージで、もしもドーナッツを無償に食べたくなったら一日の終わりにクッキ―をご褒美に準備しましょう。大切なのは本能が自分をコントロールする代わりに自分を本能をコントロールすることです。
④個人的な基準を決める
自制の力を持つ人の多くは個人的な基準に従って活動を続けます。基準は個人的なもので他のプレイヤーを参考にすることはあっても基準にはしません。また、個人的な基準が無理のない節度を保つ助けになります。
多くの場合、競争意識はマイペースを崩してしまう結果につながります。自分にとって無理な基準に対しては境界線引いてくようにして下さい。
重要なのは目標と基準は違うという点です。
目標とはプロセスの先に到達する未来のことを指しますが、基準とは実際に毎日行うプロセスそのものです。
例えば本を書く目標を持つとき、1日7ページを毎日書き上げているのですが、実際に決めた基準は5ページだけという場合もあります。
なぜ個人的な基準はこうも便利なのでしょうか?
それは大半の人が目標へ瞬時に到達するか諦めるかの2択しか持ち合わせていないからです。ですので、個人的な基準は私たち自分のペースで続ける理由をくれます。それがたとえ目標へ実際に到達していなくても、接近していることを感じることができるので安心の中で楽しみながら続けることが出来ます。
⑤アラームを設定する
時間は全ての行動を見える化してくれます。テレビを見過ぎていたり、SNSを眺めすぎたりしたり、ドラマシリーズにのめり込んでしまった時、どれだけ簡単に時間を失うか予想が付くでしょう。ひどい場合、一時間だけと思って始めた気晴らしが一晩中取りつかれて寝不足になることも、みんな経験のあることです。
そこでほんの数分で数時間を活用できる、携帯のアラーム機能です。
実際的な問題は気晴らしではなく、それらにどれだけの時間を使っているかです。アラームが鳴るまでは好きなだけ好きなことしてリラックスをしましょう。
例えば、また今度YouTubeを見るときは1時間のアラームをセットして、ボリュームを最大に設定してみましょう。きっと見ることを止めるはずです。
もしそれでも上手くいかない強者なら、部屋の隅っこに携帯を置いて試してみて下さい。その場から立ち上がらなければいけなくなるのでより効果が上がるはずです。
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