サムネ-01

英語】簡単に早く勉強する5つの記憶術

人は新しいことを学ぶことで知らない世界を知ることができます。語学をひとつ例に上げても、ドミノの先頭を倒すように学んだ情報がバタバタと視野を広げてくれます。しかし一般的に面倒くさい、キツくて嫌だ。勉強に対してはそんな方々も少なくないはずです。今回はより簡単により早く学習を進める5つの記憶術をご説明します。

記憶が人間の能力なら学習することは超能力である。
学習専門家 –Jim Kwik の言葉

その実、人間には記憶力の良し悪しはない。という主張です。それらはこれからお話しする5つのポイントを知ることで記憶力も学習力も格段にアップさせることができます。

🎥動画での解説はコチラです↓

①紙の力

巷では5Gが話題となっていますが、勉強の際コンピューターと紙のどちらが便利だと思いますか?例えば先生の授業を受ける際、タイピングによって学習しますか?それとも紙とペンを使いますか?
2014年、クラスを2つに分けこんなスコアテストが行われました。 1つ目のグループはタイピングにより記憶をテストしました。一方は紙とペンを使った伝統的な学習方法で、学者たちの間ではこの伝統的な方法がうまく機能すると予想しましたが、その予想は当たりました。
その理由としてタイピングと比べ書き起こす行為が複製の時間を減らし処理の時間を増やしたのが原因です。仮にタイピングをマスターした人であれば先生が話すよりも早くタイピングすることもできるかもしれません。しかし筆記の場合、先生の一言一句をすべて書き取るということは不可能になります。
そこで私たちは重要な部分を取捨選択して、独自に添削をする必要が出てきます。そのプロセス自体が学習の理解度を深く掘り下げる結果に繋がったんです。
またコンピューターでは消去ボタン一つで全てを消し去ることが出来てしまいます。その後に足跡一つ残りません。
それでは、どこがおかしくて何がエラーを起こしたのか分析する情報を失います。それらの単純な消しゴムで消すという身体的体験こそ何もなかった振りをする代わりに、これらのミスから何かを学びます

②生産効果

私たちが何かを学んだときソレを取り出すのに時間の差があります。例えば
英語を学びたての人は会話のときにすぐに単語が出てきません。なぜ覚えたずの単語が口に出るまで時間がこんなにかかるんでしょうか?簡単に説明すると外側記憶と内側記憶の2つに関係にあります。外側にあるものは意識を使って探し当てることができますが、内側は反射的に言葉が出始めます。

英語学習者が多く経験することなのですが英語を自然に話している人は考えていません。どのようにして外側記憶から内側記憶へと情報を落とし込めばいいのでしょう。一般的な方法は記憶と忘却を繰り返すのですが、それ以上に効果的な方法がとある研究で明らかになってます。

 2010年、ウォータール大学心理学教授が明らかにした実験です。これまたグループを2つに分け1つのグループはやっていることを声に出しますが、もう一つは黙読し続けます

その結果、声に出したほうが一番記憶の定着に良かったんです。ほかにも他人の声で情報を聞いてみる、自分の声で情報を聞いてみる、など複数の学習スタイルを試したのですが、その結果はご想像通り実際に小説を読むだけで単語の一つ一つの意味合いがラッピングされ内側へ落とし込まれていくというシステムです。この方法なら単純ながら大きな結果がすぐに得られますし、 今すぐ始めることができます。

③複数課題の効果
インターリビングと呼ばれる学習方法の一つで、同じ課題をずーっとやるよりも異なる課題を分割した方が学習効果が高いという研究です。例えば英語の場合、文法・単語・リスニング・スピーキングなどいろいろなジャンルの課題が存在します。これらを一定間隔に分割して学習をすることで、脳のギアがシフトし、ハヤシライスやカレーやシチューを食べて いると思えるんです。

④他感覚学習アプローチ

『どうしたら英語がすぐできるようになりますか?』
人によってはこう答えるかもしれません。

『それは英文の小説を読むといい』
『アニメや大好きな映画とかないの?ディズニーでもいいから映画を見なよ』
『直接、話すが一番早いよ』


様々な学習アプローチがあるのですが、これはすべて正解なんです。
ただ私たちには得意とする 3つの学習特性が存在します。視覚特性・聴覚特性・体幹特性の3つです。

視覚特性の人
まず映画を見たほうが学習スピードは早いでしょう。それは絵と単語が出てくるような子供用の絵本を読むといいかもしれません。
聴覚特性の
耳から入る情報の学習が強いので音楽を聴いたりオーディオブックやラジオ聴いたりするのがオススメです。
体感特性の人
自分の経験や体験をとても重要にします。実際に手紙を書いてみたり外国人に直接会いに行ったりしてみましょう。
この章で大切なのは複数感覚による学習が大切なのであり、どれか一つだけで十分だというものではありません。ぜひ自分に馴染みのある学習方法を見つけ出しましょう。

⑤心をほぐす
アスリートはなぜ走る前にストレッチを行うんでしょうか。それは筋肉を温め関節をゆるやかにし、競技中ベストなポテンシャルを発揮するためではないでしょうか。 私たちの脳も学習に入るポテンシャルをから突然100に切り替えることは全く出来ないことです。スマホゲームを十分に楽しんだ後に複雑な課題に取り組むことは、のろのろと嫌気がさし通常よりも難しく感じるのではないでしょうか。これらは脳が情報を受け取る準備がまだできていないのに大量の情報を送り込もうとすることが原因なんです。低負荷で始められる学習をきっかけに頭を起こし走り始める準備が必要です。

簡単で単純な課題を楽しむことから切り替えが始まります。例えば勉強の前に、うちのチャンネルを見て脳を切り替えるのもいいアイディアですねw

お跡がよろしいようで

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