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ドルオタエンジニアがコロナ禍の地下アイドル界でチートで無双した件


前提として

地下アイドルの主な収入源はライブ後に行われる物販でのチェキ販売です。グループによって値段の違いはありますが大体1000~2000円で販売されており、可愛いアイドルさんと写真が撮れて、さらにお喋り出来るという沼コンテンツです。

ライブハウスでクラスターが発生したなどの影響もあり、2020年の地下アイドル業界はろくにライブも出来ないという状況が続き数々のグループが解散していきました。

コロナ禍の新しい沼コンテンツ

ライブが出来ず、物販による収入を得られない状況が続き、地下アイドル界はビデオ通話をはじめとしたデジタルコンテンツを販売し始めました。

その中で僕がハマったのは、自分に向けた手書きメッセージ付きの写真や動画が枚数限定で販売されるというサービスです。

この枚数限定というのがキモで、自分に向けてアイドルさんがメッセージを考えてくれる、しかも他のオタクは買えないというのがガチ恋同担拒否な僕がハマらないわけがありませんでした。

しかし、もちろん限定販売なので毎回買える訳もなく、他のオタクに負けて買えない日々が続くと、自宅に専用回線を引くべきか真剣に悩むようになりました。

そして、ついに黒魔術に手を出してしまいます

エンジニアの闇落ち

このサービスが始まりはじめた時から、かすかに頭の中にはあったのですがその禁忌に手を出してしまします。

皆さまはウェブスクレイピングという技術はご存じでしょうか。簡単にいうとWEBサイトをプログラミングを使って操作するという技術です。

このサービスでは下の図のようなフローで商品を購入することができます。但し、カートにさえ入れてしまえばそこから30分間は購入権をキープできる仕組みになっていました。

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つまり、WEBサイトを自動でポチポチしてくれるプログラムを作れば誰よりも早く商品を購入することが出来ます。

さらに幸いなことに、多くのアイドルさんは投稿する時間を事前にTwitterなどで告知してくれていました。

つまり、その時間めがけてプログラムを走らせば、僕はどのオタクにも負けない強いオタクになれるということです。

必要な情報がそろった僕は、さっそくこの動きを行ってくれるプログラムの作成に取り掛かりました

その後

その後何回か自作プログラムを利用して、推しを独占していましたが、いわゆるチートを使ってしまうと一気にそのコンテンツ自体がクソゲー化してしまい、次第にその写真自体を買うことも無くなってしまいました。

推し被りのオタクと競い合うということ自体にもこのコンテンツの楽しさがあったのだと気づかされました。

アイドルさん、技術者倫理の先生ごめんなさい。

・プログラムは自分が悪さをしていたサービスが特定されてしまうこと、他のオタクが強くなってしまう悪用されてしまう恐れがあるため公開しません。
・ズルする男は嫌われます


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