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なぜ定例ミーティングは盛り上がらないのか。 -ゆめみのエンジニアが実践しているメンバーの発言率をアップさせる方法-

1月23日に開催された「Agile Tech EXPO」にゆめみのフロントエンドエンジニアの内藤さんと恒田さんがコンビで講演したんですよ〜!!

お2人のセッションには、164名とたくさんの方が参加されて、講演中はDiscordも活用されていたんですが、すごく盛り上がっていたとか♪( ´θ`)ノ


「Agile Tech EXPO」とは、アジャイル開発を実践している方々、アジャイルに興味がある方々に向けた技術の最新動向をお届けするカンファレンスなんです。

その中で、内藤さんと恒田さんは、
「なぜ定例ミーティングは盛り上がらないのか。メンバーの発言率をアップさせる方法」というタイトルで、定例ミーティングでより発言率をアップさせるためのチーム分割の方法や、実際のミーティング設計などをトーク形式で講演されたんですよ〜!!


■内藤さん・恒田さんの講演動画はこちらをご覧ください!

わたしは当日参加できなかったのですが、準備や講演についていろいろなお話を染矢さんとお伺いさせていただいたんです♪

そこで今回は、インタビューの内容をご紹介しまーす!
インタビュー内容に入る前にちょっとお2人のプロフィール紹介させてください!

内藤さん

チーム・プロジェクトがより良くなるように気を配り、いつもメンバーを優しく包み込んでおられる内藤さん!チームに絶大な安心感を持たせてくださるんです!


恒田さん_2

恒田さんは、楽しいこと好きで、周りにいるメンバーを笑顔にしたりその場を明るくされるゆめみのムードメーカー!周りのメンバーを巻き込んでいく力がすごいんです!


紹介はここまでにして・・・
早速インタビュー内容に入っていきたいと思います( ^ω^ )


小林)講演、お疲れ様でした!
お2人のラリーがとてもスムーズだったのですが、2人で講演する上で気をつけたところとかポイントはありますか?

恒田)僕は講演することがはじめてだったんですが、台本を読み間違えないようにすることですかね(笑)
2人で1週間に2回ぐらいの頻度でMTGして練習したんです!

講演時間は20分だったんですけど、話したいことがたくさんあったのでなかなか時間内に収まらなくて、常に時間は気にしていました!
あとは、とにかく内藤さんとの会話を楽しむ気持ちでやってました。

内藤)僕は2人でラリーしながら講演することがはじめてで、恒田さんにはあんまり脱線しないでね!とお願いしてました(笑)
恒田さんは話を広げられるのが得意だけど、僕は脱線するとついていけなくなるので。

脱線しても答えられるように、台本だけに集中せずに恒田さんの話をちゃんと聞いてました。本番中、練習の時に聞かれなかったことは何個があったのでちょっとドキドキしました!

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小林)わたしだったら頭が真っ白になっちゃいますw
何回もお2人で練習されてたんですね!
染矢)資料作成はどうやって作ったんですか?

恒田)最初に台本を作って、その後に1ページずつ担当して、Googleのスライド機能で同時編集をして資料を作成してました。

染矢)先に台本から作っていたんですね!
資料作りで勉強になったポイントは?

恒田)画像をたくさん入れると、資料が見やすくなるという事ですかね!
登壇内容を事前に社内のメンバーに共有していたんですが、「画像多めだとかなり見やすくなるよ〜」とアドバイスをいただいたので、沢山画像を入れてみました。めちゃめちゃ雰囲気が変わったので今後も意識したいなと思っています!

染矢)イラスト屋のみかんがチェーンソーで切られている画像があってびっくりしたw
小林)画像付きですごいわかりやすかったです!
普段のチェックイン・チェックアウトはどんなことを話しているんですか?

恒田)この間はメンバーから声が上がって「似てると言われたことのある芸能人」でチェックインをしました。
僕だけがやりたくてやっているのではないかと不安な気持ちがあったんですけど、メンバーからチェックインをやりたいという声をもらって嬉しかったです。

チェックイン・チェックアウトは今思っていること・感じていることを自分に向ける時間で、特に時間制限も決めずに1人ひとことでやってます。
慣れてくるとテーマは決めない方がやりやすかったりもしますよ。

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内藤)お客さんとの定例ミーティングでお客さんもチェックイン・チェックアウトで話してくれることもあって、人数が多いとテキストでやることもあります!
お客さんからもチェックイン・チェックアウトは良いよねとフィードバックをいただいたこともありました。


小林)感謝のアクティビティをやってみて良かったところを教えてください!

内藤)自分がやっていること・自分の価値を感じてくれていることがテキストを通してわかることです。
話だけで聞くと、お世辞じゃないか?恥ずかしいんじゃないか?とかいろいろ意見はあると思うんですけど、実際やってみたら思ってたことと違いました。

小林)どういう風に違いました?

内藤)単純に泣きそうになるくらい嬉しかったです!
自分自身、メンバーからどんな風に思われているか不安だったりするので書いてもらえることが思っていた以上に嬉しいんですよね。
メンバーの中には体が痒いと言っている人もいましたが(笑)

実施したときはチームのモチベーションが下がっていた時だったんですけど、周りのメンバーの能力が高いから、能力の高いメンバーと自分を比較して相対的に凹む人が多くなるんじゃないか?と仮説を立てて実施してみました。

そして感謝のアクティビティを実施したことで、「そうじゃないよ。皆んなすごいんだよ。」ということが伝わったと思っています。何よりみんなが元気になったことが嬉しかったです!
ポイントは、プロジェクトをやった後ではなくて凹んだ時にやることですね!

チームのメンバーに1人ずつ書くんですけど、ひとりひとりについて深く考えるので、それがとても良い体験にもなりました。

内藤さん2


恒田)そうですね。やっぱりこの人はすごいな、感謝やなと感じるだけでとてもいい時間になっていますね。

感謝のアクティビティを実施したときは、チームは技術的にすばらしい人ばっかりで、そこが追いつけないなと凹んでいた時だったですけど、メンバーから「場の雰囲気がよくなってありがたい」というコメントをいただいて、こういう貢献の仕方もあるんだなと感じることができました。
自分自身が意識しているところでもあったので他のメンバーから価値になっているということがわかることは大きいですね。

他のメンバー同士のコメントも見れるので、僕の知らなかったところでこういう動きされていたんだとか知らなかったことを知るきっかけにもなっています。


小林)お互いに良いところを再認識したり、改めて感謝する機会になりますね。
紹介されていた「チェックイン・チェックアウト/ファイブフィンガー/感謝のアクティビティ」のどれからはじめたらいいと思いますか?

内藤)チェックイン・チェックアウトをお勧めします!
はじめはチェックインの片方だけでもいいから、皆んながひとことを言うっていうのは良いですよ。アイスブレイクをやるのと同じですね。
今回の講演では体験型ということではじめチェックインやったんですけどたくさん「わかる〜」のスタンプをいただいて、盛り上がりが半端なかったです!

恒田)そうですね、僕もチェックイン・チェックアウトをお勧めしたいです!
自分から話し出す感覚を掴んでもらえるので、会議での発言率がぐっとあがるのが分かると思います。
講演では「今日のお昼ご飯」を皆さんにDiscord上に書き込んでもらう形でチェックインを行いました。書き込みの経験をしてもらう事で、コメントしやすくなったらいいな〜と思っていました。
結果、講演中に144件のスタンプ/コメントをいただく事ができました!

染矢)20分の講演で144件の反応ってすごいね!

恒田)実は聴講者全員でのチェックイン企画については、直前に決めたんですよ。チャットに書き込むのって、何を書いていいかわからないし、勇気がいるじゃないですか。
今回は、とにかく盛り上がる講演を目指していたんですが、書き込むのではなくて、スタンプだったらハードルが低くなって押しやすいなと思いました。何箇所も「わかる〜」ポイントはあったんですけど、毎回たくさんのリアクションをいただいてました!

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染矢)オンラインの講演が難しい中で1つのスタンプで統一する設計はすごいと思いました。紹介されていた取り組みはどこから学んでいるんですか?

内藤)社内のアジャイル委員会や書籍で勉強したり、噂を聞いたら実施してます。やってみてよかったら継続している感じですね。


染矢)プロジェクトをするチームを自分たちで作っているということがいいですよね。一緒に講演する上でお互いに言い足りなかったことはあります?

恒田)内藤さんがチーム内で取り組みを色々と提案してくれることが本当にありがたいです。
どうしても人数が多いので気を遣う部分はあると思うんですけど、やりましょうか!とサクっと提案してくださるので改めてありがたいと感じています。とにかく実行に移されるまでのスピード感がすごい!

内藤)嬉しいですね〜。恒田さんはリード力がめちゃくちゃすごい!
今回のファシリテーションやプロジェクトの時もそうなんですが、全部引っ張ってくれて、しかも恒田さんはとても面白い!面白いだけじゃなくてめちゃ優しいんですよね!
でもね、辛いことは自分の心に隠してはるんですよね…?(笑)

引っ張る力も周りを面白くしようとしているところも素晴らしい!
実は講演は苦手だったんですけど、今回は本当に楽しくてそれが僕の中で1番嬉しかったことです。恒田さんとやってよかったです!

恒田)ちょ〜嬉しい!そう言ってくれるのがありがたいです!

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小林)では最後に恒例のやついきたいと思います!w
応援してくれているファンに一言お願いします!

内藤)僕は所属しているチームがとても良いチームだと思っていて、このチームを皆さんに知って欲しいということが1番の動機でした!
今回紹介した取り組みは一部ですが実施していくとより良いチームになっていきます!ぜひ、みなさんも試して欲しいです!

恒田)「楽しく働く」が自分の中のテーマなので、これからもいろんな方法を模索していきたいです!


内藤さん、恒田さんありがとうございましたー!!


⭐️おまけ⭐️
みなさん、お気づきでしょうか??実はこの記事の写真のどこかが変わっているんですよ(о´∀`о)

ちなみにわたしはインタビュー中気づかず・・・
最後に恒田さんから「気づかないですか?」と言われてもわからなくて、インタビュー中のレコーディングした映像を見てやっと気づきました。


インタビュー中も楽しくさせてくださる恒田さんです♪

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