見出し画像

ホタルについて①

最近あまり見ることが少なくなってきてしまったホタルですが、エコツアーでホタルの鑑賞会を担当させていただくことになったのでホタルについて書きたいと思います。

エコツアーはこちらより⇒ https://www.hanno-eco.net/mail.html

世界には約2000種類もホタルの種類があるそうです。日本には約40種類が生息していると言われています。

日本で有名なホタルは『ゲンジボタル』と『ヘイケボタル』です。

ゲンジボタルは主に河川などの流水性の水辺に生息しています。前胸部に黒い十文字があるのが特徴です。発光は強いです。僕の担当させていただくエコツアーではこちらのゲンジボタルが見れます。

野生のゲンジボタルを埼玉県ときがわ町に見に行ったので撮影してみました。

ヘイケボタルは田んぼなどの止水性の水辺に生息しています。前胸部に黒くて太い縦筋があるのが特徴です。ゲンジボタルよりも小柄で発光も弱めです。

詳しくはこちら⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/ホタル

そしてホタルの一生は卵から7月くらいに孵化し幼虫になる。翌年の4月頃まで川にいるタニシ、カワニナなどをエサにして成長します。

5月頃になるとサナギとして過ごします。6月になると成虫になりオスは水辺を飛び交い寿命である1~2週間で交尾をしてメスが卵を産卵し新たな命が紡がれていきます。

交尾が終わったオスはすぐに死んでしまい、産卵が終わったメスも数日で死んでしまうとも言われています。まさに次の世代を残したら死んでしまうんです。ホタルの光の儚さと強さを感じますね。

ホタルが生息出来る場所は人間が住むにもとても良い環境とも聞きました。
また先祖代々同じ場所にしか住めないんです。
行動範囲は200~300メートルくらい。
ホタルをつかまえて他の川や田んぼに離すのはいけないです。

自然環境の変化もホタルにとっては住みにくくなってしまっています。
微々たることですが、少しでも自然環境のことを考えてホタルが生息出来る環境を保全していきたいと思います。

ぷれこさんによるイラストACからのイラスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?