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夫婦げんかと、家庭を築くということ

旦那とけんかしました。
両成敗のたぐいの、
どっちも悪いところがあるけんかです。

けんかの内容については
個人的なことだから詳しく書きませんが、
私たち夫婦はよくぶつかります。


結婚する前は、
価値観が同じ人と結婚するべきで、
けんかばかりなんてもってのほか、
なんて思っていました。

でも、そうじゃない。
価値観は揃えるものではなく
少しずつすり合わせていくもので、
必ずしも同じになる必要はない。

夫婦はぶつかって理解して、
少しずつゆずりあってよりそって、
そうやって形作っていくものだと、
今はわかります。

まっすぐな直線なんてなくて、
少しずつ少しずつ
2人が両側から軌道修正していくもの。
それが夫婦関係だと思います。


ぶつかっている間は苦しいです。
相手になんでわかってもらえないのだろう、
自分はなんて未熟なんだろう、
自分も相手も責める感じで、苦しい。

けれど、そういう場面で
言葉を途絶えさせてはいけないとわかりました。
流暢でなくていいから、
思うことを一生懸命言葉にして
相手に伝える努力をする。
相手の話を聞く、引き出す努力をする。

そうして会話して、
前に進んでいくしかないのだと思います。


私たち夫婦は、
似た者同士でありながら、真逆の価値観を持っています。
だから余計にぶつかりやすい。

けれど、それこそ私たちが
一緒にいられる最大の理由な気もするのです。


どんなにけんかしても、
それは一緒に前に進むためのものです。
それがわかっているからこそ、
ふたりとも言葉を発することをやめずにここまでこれました。


きれいごとばかりではなく、
お互い沸点が低かったり、
かんべんしてくれよ…ほんとに…
となることもありますが……

でも、本当に
結婚相手がこの人でよかったなあと思います。
なおしてほしいことがお互いないわけじゃないけれど、
ふたりの違いが、私たち夫婦の価値です。



そうそう、けんかの最中にばっと出た言葉で、
我ながらよかったなあと思うことを書かせてください。


「私はあなたの悪い面含めて、
ぜんぶ承知で結婚したからいい。
だけど子どもたちはそうじゃない。
あなたの悪い面を最初から
わかっているわけじゃないから、
大きくなって色々わかるようになって、
それで傷ついてほしくない。
だからできるなら少しずつでも
改善していってなおってほしい」

…長いけど、こんなようなことを言いました。
自分にも強く言い聞かせている言葉です。


親が完璧である必要はないし、
完璧を演じる必要もないと思っていますが、
子どもを不用意に傷つけることが減らせるならそれに越したことはないとも思っています。

だからこそ、子どもが小さい今のうちに、
お互いが協力し、指摘しあい、
なおせるところはなおせたらいいのかなあ…と。

これがよいのかまだぜんぜんわかりませんが、
やってみて、ちがったら改善して、
そうして我が家のベストな形を探っていくことが必要だと今は信じています。


少しずつ理想に近づけるようがんばって、
理想も少しずつ修正していって、
どんどん良い方へ変化できたらいいな。

家庭を築くというのは、
終わらない探求の旅です。

その旅自体を存分に楽しめるように、
常に感謝を忘れずいきたいです。

できてないことの方が多くて、
すぐ自分のことを棚に上げてしまう私ですが、
ありがとうとごめんなさいを駆使して
旦那と一緒に楽しくがんばります。




すけさん、いつもありがとう!

お読みいただきありがとうございました。 あなたすべてのアクションが私の血となり肉となります。大感謝!