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靴屋も強くならないと。梅原さんの著書「1日ひとつだけ、強くなる。」から置き換えた仕事感

こばです!

2015年発売の書籍
「1日ひとつだけ、強くなる。」
Kindle Unlimitedに入っていたので今になって読んだのですが

今年読んだ本の中でトップクラスに響きました。


この本は、勝負の世界だけでなく、日常生活や
ビジネスの世界でも必要なことが書かれているように思います。

また、他の本と違うのは「この本でも、これを言うのか」とあまり思わなかったことです。

最近多いコピペかな?と思える内容ではないのは

・ゲームで稼げる時代ではない時の話
・格闘のプロゲーマーというあまりにも狭い世界の話
・だからこそ、勝ち続けないと未来がない話
・何よりも、梅原さんが経験したことをベースに書かれている。

という点が影響していると思います。

そんな名著の中から、自分に置き換えて感じたこと。

 9割のプレイヤーが場面ごとの最適解を求める。僕は、対戦全体を見る


これは、靴屋でもよくある話です。

例えば
足の〇〇が痛い。
〇〇が痛くない靴が欲しい

というお客様が多くいらっしゃいます。

その時、教え通りに〇〇なら〇〇はどうですか?
という返答をされる店員さんをよく見かけます。
(様々な靴屋によく遊びに行って見ています。)

でも、それでは解決しないことが多い印象です。
わたしが接客をする時はとくにそう思います。

そのトラブルの原因が何なのか分からないと対応は難しいからです。

結果として足に負担がたどり着いている
ことが痛みの原因な事が多いので、

足の痛みであっても

・歩き方
・立ち方
・カラダの使い方
・ひざの問題
・腰の問題
・頭の位置の問題
・手の問題
・靴の問題
・インソールの問題
・生活環境の問題
・皮膚の問題
・過去のケガの問題

など、ざっと浮かぶだけでもこれだけ多くのことが関係します。

その場限りの一時しのぎでは
また、痛みがでてきます。

トータル的に見て何がどうなったら良いのか?
という視点があってはじめて満足して頂けると思うのがわたしの経験。

9割のプレイヤーが場面ごとの最適解を求める。僕は、対戦全体を見る

という一文は靴屋としてどう対応すべきなのかを再認識させてくださる
良い言葉でした。

また、この辺りの文章は同じように
自分の仕事のあり方を考えさせられました。

自分の勝ちパターンを押し付けるだけでは、トッププレーヤーになれない
「2着でいいや」と思っていると、
ラスよりひどい支払いをさせられかねない。
それが、今の時代なのだ。
頭打ちになると大多数のプレイヤーは、
おいしそうなテクニックを寄せ集めてなんとかしようとする
正しいことを積み重ねた先の個人差。それが「個性」
自分にもできそうなことに人は感動しない
勝つ根拠、つまり「なぜうまくいくと思ったのか」を
自分の中で明確にしておかないと
勝負する意味はない


これからも、足のトラブルに対策をする靴屋として

足のトラブルの根拠を明確にし
良いものを積極的に試し
変化しながら

より良い対策をしていきたいです。


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こばでした!

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