
デザイナーだった私がコーチングで起業した理由 | THE COACH
こんにちは、こばかなです。THE COACHというコーチング企業の代表をやっています。
2年前まではTHE GUILDというデザイン会社に勤めていたので、「なんでコーチング?」とか「なんで起業?」と質問していただくことが多いので、今回はコーチング領域で起業した理由を書いてみようと思います。
生き方に関する話もあるので、自分らしく生きることができていないと感じる方にもぜひ読んでいただきたいです!
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デザイナーがコーチングと出会ったきっかけ
私がコーチングに出会ったのは2018年でした。
当時はデザイナーとして毎週ユーザーインタビューしていたので、質問力を高めたいと思い、色々と調べてるうちに「コーチング」というワードに出会ったのがきっかけでした。
他にも下記のような理由で興味を持ちました。
▼コーチングに興味を持った理由
・デザイン業に活かすため経営者と壁打ちできる技術を身に付けたかった。
・将来のキャリアに悩んでおり、セルフコーチングができるようになりたかった。
・友達もキャリアや恋愛に悩んでいる人が多く、建設的に相談に乗れるようになりたかった。
今思うと「コーチングって何かよくわからないけどなんとなく面白そうだから」という理由でノリで勉強し始めたのですが、当時の自分を全力で褒めたいくらいには勉強してみてよかったです。
というのも、練習で実践を重ねる中で周囲から感謝される量がものすごく増えたので「もしかしてコーチングができると仕事で活かせるし、周囲の人に感謝されるし、経営者の壁打ち相手もできるし、自己効力感が高まるし、すごく便利じゃない!?」という感じでどんどん没頭していったのです。
▼コーチングを学んでみたい方はぜひこちらをチェックしてみてください。
生きづらさにハゲるほど病んでいた学生時代
そしてここからが本題で、私がコーチングを好きになったのは「多様性」を体現するマインドがそこに含まれているためでした。
コーチングの流派はいくつかあるのですが、私が好きなコーチングのスタイルは下記のようなマインドセットを持つものです。
「みんな違ってみんないい」
「人の無限の可能性を信じる」
「あなたの味方であり応援者になる」
「ありのままのあなたを受け止める」
このようなマインドを持つことで始めて「傾聴」や「質問」といったスキルが活きてきます。
このコーチングマインドはコーチだけでなく、すべての人が自分自身に対しても持つことができる考え方です。だからこそ私はこのコーチングマインドをより多くの方に届けたいと思っています。
その理由として、これは原体験みたいな話になるのですが、私は元々ある部分で世間とは違う感覚を持って生きていると感じていました。
おそらく他人からしたら大したことのない話なのですが、私にとってはものすごいストレスで、大学4年間は1日も欠かさずにそのことについて悩んでいたと思います。
自分はおかしいから皆と一緒にならなきゃと考えたり、誰にも本当の自分を打ち明けられなかったり、自分を隠すために嘘をついている自覚がなくなるほど日常的に嘘をつくようになったり、友達と話せば話すほど心の距離を感じてしまうので飲み会の帰り道でこっそり泣いたり…。あまりにも悩み過ぎて定期的に直径4cm程のハゲができていました。
当時の私は「ありのままの自分でいる」なんて発想は1ミリもなく、ただ「みんなと同じになりたい。普通になりたい」と考えていました。自分の感情を殺した方が楽なので自分の本心はどうでもいいとさえ思っていました。あの頃は今思い出してもすぐに泣いてしまうくらいにはなかなか辛い時期でした。
もっと多様性に寛容な社会を作りたい
そんな背景もあって、デザイナー時代はマイノリティ領域の事業の立ち上げを行っていました。そこで出会ったのはやはり自分らしく生きられず、無意識的な差別や偏見に対して苦しむ人々でした。
彼らを身近に感じる中で、私はこの頃から強く「みんな違ってみんないい」と社会に対して発信したくなっていました。
また何より私自身が、ありのままの自分に対してOKを出したいと考えるようになっていました。
さらに私は数百時間のコーチングする中で、この生きづらさはマイノリティだけでなく誰にでも身近に存在し得るものだと感じるようになりました。
例えば進路やキャリアなどは、本当はさまざまな選択肢があるはずですが、「レール」という言葉があるように自分自身の心の声に従って選択することは難しいです。
例えば将来に対して
「みんなと一緒でなければならない」
「周囲の期待に答えなければならない」
「誰かに認められなければならない」
「自分なんかにできる気がしない」
こんな風に感じたことがある方もいるのではないでしょうか。人は本来無限の可能性を持っており、今この瞬間からどんな存在にもなれます。
しかしその可能性は往々にして社会や周囲、自分自身によって抑えられてしまうのです。その先にあるのは生きがいのない日々だったり、ひどい時には命を落としてしまったり…。
私はこの活き活きと生きられない人々のストレスの総量を社会問題として捉え、解決したいと考えました。
そのためより多くの人々に、自分らしく生きることを後押しするコーチングマインドを伝えるため、いちデザイナー兼コーチから事業を作るために起業することにしたのです。
コーチングマインドを社会に浸透させたい
そんな経緯もあり、THE COACHのミッションは「コーチングマインドを社会に浸透する」としています。
誰かのために自分らしくいられなかったり、
自分には無理だと最初から諦めたり、
良かれと思って誰かの夢を壊したり、
誰かが傷つく偏見を差別をしたりするのではなく、
人が持っている無限の可能性を信じ、自分や他者のありのまま受け止める考え方=コーチングマインドを拡げたいと思っています。
そのため私たちはまずコーチングを体感する場を増やし、その活用事例を増やすことでこのマインドを拡げます。
そしてみんなが自分らしく生きられるような、多様性に溢れる社会を実現したいと考えています。
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THE COACHでコーチングを体験してみよう
ここまで読んでいただいて共感していただいた方は、ぜひコーチングを体験してみて欲しいです。
コーチングというと「とにかく成果を出したりより高い目標を目指すためにどんどん行動を促進するもの」というイメージを持っている方が多いと思いますが、THE COACHでは「本当に望む生き方を実現する」という考え方を大事にしているので、誰でも受けやすいと思います。
また弊社が運営するコーチングスクール 「THE COACH Academy」では、既に100名以上の受講者の方がおり、おかげさまで大変ご好評いただいております。
実践中心の授業で体系的にコーチングを学べるのはもちろん、自分らしく生きるあり方まで体感することを目指していきます。
ご興味ある方はぜひオンラインの無料説明会にお越しください。説明会では私が直接ご説明しております(2021年2月時点)。
▼THE COACH Academyの公式WEBサイトはこちら
ということで、ここまで読んでいただきありがとうございました。みんなが幸せに生きられる社会になりますように。
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Twitterでもコーチングや生き方に関する発信をよくしています。
同居人が「義務っぽくなるから目標は決めたくない」「ただ目の前のことを積み重ねていきたい」派なので、「2021年の目標は?」と聞くよりも「今年はどうありたい?」「どんな気持ちでいたい?」とかの方が効果的な質問になる。目標決めたくない派が周囲にいる方はお試しあれ。
— こばかな / THE COACH (@kobaka7) January 4, 2021
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