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淡路・高知県での展示会

こんにちは。まちこうば案内人の岡村です。
私は関西に住んでいますが、明石海峡大橋は有料でそれを渡り、淡路島や四国に行くことに有料なこともありロマンを感じます。
(片道普通車900円・大鳴門橋は680円)

今回は2019年11月に淡路島での文化探訪と高知県の展示会などに行ったことについてお話をしようかと思っております。

淡路島 洲本市

淡路文化史料館

まず淡路島洲本市にある洲本市立淡路文化史料館に行きました。
洲本城跡にあります。

3階まであり、やはり大展示場には大きな船だんじりや淡路人形浄瑠璃が展示されていて、見ごたえがあります。
船だんじりとは船の形をした引きだんじりで江戸後期のものです。

淡路人形浄瑠璃は500年以上歴史もあり、昭和51年に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
西宮に戎神社があり百太夫という傀儡師がいて、淡路に技を伝えたことがあります。
また一時期廃絶の危機という歴史もありました。
文楽などとの関係も含めた歴史についても知ることは興味深いです。
阿波(徳島県)などにも影響があり、徳島県でも阿波人形浄瑠璃の見学できるところがあります。

大展示場にある淡路人形

人形は
・主遣い(おもづかい)がかしらと右手
・左遣いが左手
・足遣いが足を操る
という感じで三人で遣います。


史料館では、文楽淡路人形浄瑠璃の比較の説明もありました。
・文楽は設置された舞台で、淡路人形浄瑠璃は移動式であります。
・動きを大きく見せるために淡路のかしら(頭の部分)は文楽と比べてかなり大きいという特徴があります。
・文楽が恋愛や人情的なものが題材とすれば、淡路人形浄瑠璃では歴史上の武士の出来事などを題材に演じられます。
・文楽は浄瑠璃語りが中心で、淡路人形浄瑠璃では人形使い中心という違いがあるなど傾向もあります。

義太夫、太棹三味線で演じられます。
淡路島の人形浄瑠璃は、今でいう歌舞伎俳優のように職業として公演をしていたようです。

歴史展示室も、神話を解説したパネル、戦国時代について、今はないですが敷かれていた鉄道についてまで解説され、興味がわく題材も多いです。

史料館内に多くの展示や解説があり、予定より長時間滞在しました。

淡路鉄道(1966年廃線)で使われていたヘッドマーク

人形浄瑠璃の関連として

南あわじ市には道の駅福良の隣には淡路人形座があります。

道の駅福良では、クルーズで渦潮をみにいくことができたり、レストランなどで食事もできます。
歴史的には御食国(みけつくに)とも言われて、新鮮なものも多く、楽しめるスポットがたくさんあります。


淡路人形座

高知県高知市

「第8回ものづくり総合技術展」

高知県ぢばさんセンターで開催されていた「第8回ものづくり総合技術展」には夕方に到着して入場しました。

■産業技術ゾーン
■農林水産技術ゾーン
■IoT・ICTゾーン
■防災技術ゾーン
■食品加工ゾーン
■住まいと暮らしゾーン
■屋外展示ゾーン
■産業教育ゾーン
■コンサルティングゾーン
■働き方改革・人材確保ゾーン

展示会ではゾーンもそれぞれ分かれて、公共的な機関、製紙関連の企業、学校など数多く出展されてました。

関西と高知県を結ぶことができないかなどテーマをもってまわってみました。

高知城周辺

高知城の付近で休んだりしてゆっくりまわりました。
高知城は前が公園になっていて、広く、楽しんで回ることができます。

高知城

今回は、黒尊という店で食事をしました。
刺身などたくさん出てきました。
満足をかなりできる店です。
ぬた(刻んだにんにくの葉を和えた高知独特の酢味噌)を刺身につけて食べるという事を知りました。

コース料理の一部


周辺には他にも、鰹を焼くところを見ることができる居酒屋「大手筋宴舞堂」があり、雰囲気も楽しむことができます。

美味しそうな店も多くて、食べ歩きで探索をしたくなるところです。

高知駅までも遠くはなくて、駅前では坂本龍馬など大きな像もたっていて、見ることができます。

土佐三志士像

高知城から近くにはたくさんの大きな商店街があります。
付近には歴史の偉人にゆかりの場所の標識を発見したので、そのあたりまで歩いてみたり、町の雰囲気も楽しみました。
食べたぬたがおいしくて、お土産としてもほしくて少し探し歩きました。

商店街の様子

付近にあるひろめ市場という屋台村もあります。
名前の由来は、土佐藩の家老からだそうです。
お土産も選ぶことができます。

帰路に

高知市から少し自動車で走って、高知県立のいち動物公園(香南市)に行きました。
ただ、ついたころにはすでに夜になっていて、今回は中にはいることはできませんでした。

近くの南国ICから高知自動車道へに入り、帰路に向かいました。

トンネルを抜けて、馬立PAという静かなパーキングエリアで休んだりして、
またこのあたりでは大きめの吉野川サービスエリアで、お土産などどのようなものがあるか探索しながら帰りました。

運転している時間が長くて日帰りでしたので、朝早くから夜遅くまでになり、楽しかったのですが少し疲れました。

まとめ

淡路島では人形浄瑠璃や船だんじりの展示をみて、淡路島での歴史や民俗、美術など、主に文化面を学びました。

高知県では紙産業関連もあり、展示会をまわったり、新しい産業の化学反応がないかも探索しました。
冊子を見ていまして、他にも土佐刃物や漁船関係の整備や道具製造では興味も持ちましたので、今後更に追究したいとも思いました。

その後は飲食を楽しみ、ぬたや芋けんぴ、ミレービスケットなど食べ物のお土産など産品を楽しみました。

また高知県に行ってみたいです。


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