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とび職体験談

最近はずっとメンタルや本を読んだことを書いていました。
今度は自分の仕事であるとび職について書いていきたいと思いました。
なぜかというと、書くことがなくなったという事もあるのですが
自分がやっている仕事に対して、いろいろと出していくことで考え方も変わると思いました。

どんな仕事があるのか?

みなさんはとび職に対してどんな仕事のイメージがあるでしょうか?
モルタルの入った袋を運んだり、一輪車で土を運んだりと・・・
そんなイメージがあると思うのですが、実は結構違います。
モルタルを運んでいるのは、左官屋さんとか土工さんと言われるコンクリートを扱う作業をする方々で、とび職は

  • 足場の組み立て解体

  • 仮設エレベーターの組み立て解体

  • 鉄骨建て方

  • PC(プレストレストコンクリート)建て方

といった主に仮設や、重量物などいろいろあります。
現場の中ではクレーンを使った重量物の楊重などが主となり、それ以外では仮設物(主に足場、仮設の手すり)といったような安全設備などがメインとなります。
鉄骨建て方(組み立て)時のネットを張ったり、親綱(命綱)などを先に貼る仕事なども行っています。

仕事場の方の言葉を借りると、
「命を扱う仕事」をしています。
とび職の人が組んだ足場を、他の業者が信頼して使うので、もし適当に組んだ足場で、手すりが外れたり、足場板が外れるなどおきたら、足場を使った人が高いところから落ちて亡くなってしまいます。
そうならないように、自分の仕事に誇りを持ち、安全で使いやすい仮設物を組み立てる、といったことをしています。
他の業者の人が作業しやすく
かつ
安全で安心の足場を組み立てるのが大切と言われています。

イメージと少し違う

結構漫画などでは、高いところで命綱を張らずに作業していますが、あんなことをしたら現場から追い出されます。
安全第一で、危険作業をするなというのが現場のルールとなっています。
10年以上前で、町場と言われる小さな現場では安全帯を使わないこともありましたが、今ではどんな現場でも安全帯を使えと言われます。
あと結構、不良上がりで、みんなオラオラしているイメージありますが、中に入るのですが、結構話すと優しい人が多いです。
見た目は怖い人いますが、そんな人に限って、かわいらしいデコレーションのスマホを使っていたり、甘いもの好きで乙女みたいに喋る人もいました。

見た目で人を決めるよりも、話してみてその人を知ることが大切だと感じる時があります。
結構とび職はやりがいもありますし、会社によって仕事が全然違います。
オラオラしている人もいますが、今はどんどん減っている気がします。
肉体労働で、大変と言われますが、時代の変化でどんどん変わっていますし、社会保険や厚生年金が導入されたり、現場によっては週休2日とか、会社によっては有給があったりします。
年々働き方も変化が訪れています。

今回は時間の関係でここまでとなります。
気が向いたら、始めたころの話も書いていきたいと思います。

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