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ミャンマーへ家を建てにいく

どうも、こんにちは。

今日は家を建てにいく第2弾ミャンマー編を話そうと思います。ミャンマーでの体験全体を振り返っていきます。ほぼ日記です。

今回の派遣は14人で、時期は2019年2月です。日数は12日でした。

海外へボランティアへいくというものが2回目ということもあり、1回目のような新鮮さがなくどこか物足りなさを感じながら参加しました。1回目が楽しかったから参加したはずなのに、その楽しさと比べてしまっていたため、経験が裏目にでてしまいましたね。

正直言うと1日目が終わった時点ではつまらなかったです。多分笑顔も少なかったと思います。リーダーにも周りにも勘付かれていたと思います。余計な苦労をかけてしまいました。原因は自分なんですけどね。受け身になっていて、楽しくないのはメンバーのせいだと思ってました。すごく人任せ。1回目の新鮮さがないのはしょうがない。そのかわり、自分から楽しもうとしないといけないのにそれができなかった。2日目以降は見知らぬ地にだんだんわくわくしてきて楽しくなっていったんですけどね。

ミャンマーで最初に降り立った地はヤンゴン。ここで初めに思ったのが全然バイクがいない。東南アジアと言えば、バイクの多さだと思っていたのでちょっと拍子抜け。移動はずっと大型バスでした。これもつまらないと感じていた要因のひとつ。カンボジアでは現地の乗り物、トゥクトゥクとかに乗っていたので様子を肌で感じれました。でも、大型バスだとそれが何も感じれない。バスの高さとガラスひとつで全て遮られてしまっていました。ここは残念でした。

2日目にヤンゴンからバゴーに移動しました。
前言撤回。バイクめっちゃいました。ヤンゴンが結構栄えてたからバイク少なかったのかな。バゴーには何もありません。かなり田舎の方だったのかな。この日は移動日で特に何もせず。しいて言うなら、ホテルの部屋に着いたとき部屋が片付けられてなかった。ドアを開けると目の前に食べかけのご飯、飲みかけのコーヒー。誰かが寝た後のベッド。しかもベッド1つ。この部屋に男3人で泊まる予定でした。しかも、でけー先輩2人。おい、目覚めるぞ。勘弁してくれよ。結果少し待って、片付けてくれました。がしかし、ベッド2つ。先輩だからって譲ってられない。がちじゃんけんの結果、負けました。この後6,7日ほど同じベッドで寝ることになってしまった。まじ最悪や。

3日目から家を建てていく作業開始です。今回建てるのは竹の家。結構がちのやつです。

結果から言うと、5日間でこうからこうなる。
いや、すごくね。
まあ、全て自分達でやり切ったわけではないけどここまで建てることができると達成感はありました。

今回支援したのは、村の中の一軒。結構大きな村だったのかな。人がたくさんいました。ちゃんと小学校やお寺も村の中にありました。でも、市場とかはなかったなー。食べ物どうしてたんだろ。なんで行ったのに知らないかなー。そういうところ後悔します。人がたくさんいたのもあって、自分達が初めて村に行った時みんな総出で歓迎してくれました。ばかでかい音量でEDMが流れて花を一輪ずつ渡してくれた。一応は貧しいから支援しにいくという事だったのでこの対応には少しびっくりしちゃいました。正直、ちょっと引いた。でも子供達もいっぱいいて楽しそうだったのかな。それならいいか。他国からくる人達への好奇心なのか子供達もたくさん寄ってくる。それが楽しかったです。

作業内容は、レンガを積んで基礎をつくったり、家の部材となる竹を切ったりなど。ほとんどが竹で組み合わさっていて金属使って繋げるみたいなのがあんまりなくてすごかった。あったけど。あとあれ。セメントづくり。あれが一番大変だった。自力でつくるから大変。しかも一回でちょろっとしかつくれない。混ぜ機ないんか。

休憩時間とかに村を散歩したりと割と自由にさせてもらいました。小学校の前を通った時、子供達が教科書見せてくれたりして普段の様子がちら見できたりもしました。なんか手の絵とかが描いてあった気がする。

別日には観光もしました。観光はちょっと期待外れだったかな。ミャンマーらしくなんでもかんでも金色だったんだけど、正直はりぼて感があるところも多々あって。言っちゃ悪いけど言う。一番楽しみにしてたゴールデンロックはまさかの改装中。ミャンマーで一番大きいパゴダも改装中。なんなんだよ。行った時期悪すぎたな。リベンジしてやんよ。ゴールデンロックは改装中でゴールデンじゃなかったんだけどそこまでの過程が結構冒険で楽しかったな。すごい山の上にあるんだけど、バスで山道登るのね。結構な勾配もある。そこを猛スピードで走るトラックがなかなかスリリング。観光のハイライトここかも。自分らの乗ってるトラックは大騒ぎなのに通り過ぎてく地元の人が乗ってるトラックは平然としてた。すげーな。

だいたいこんな感じ。
この体験通してなんか自分の中で成長した実感は正味ない。楽しかったし、新しいものを見れたわけだけど、今思うとなんかしっくりきてない。多分もっとうまくやれたなって思うことが結構ある。個人的にむかついたり、イラつくこともあったし、嬉しいこともあった。ミャンマーいる間自分誕生日だったんだよね。そん時でっかいケーキ用意してくれてサプライズでみんなで祝ってくれた。実は当日、とある方たちのおかげでなんかあるなとは気付いちゃってたんだけどね。でも、ケーキを用意してるとは思わんかった。いつ用意できたのって感じ。これにはびっくり。嬉しかったんだけど、感情を外に表すのが苦手で嬉しいこと伝わってなかったと思う。

しっくりきてないとは言ったけど、行ってよかったってすごく思ってる。行ったことが今の自分にちゃんと繋がってる。初めに楽しくないのはメンバーのせいとか言ってたんだけど、結局楽しかったのはメンバーのおかげだったんだよね。何をするにも人との関係がやっぱ重要なんだと思う。ミャンマーから帰ってきても全員で集まってるし。誰も欠けてないって何気にすごいことだと思うんだけど。というか帰ってきてからどんどん仲良くなっていってるよね。特に同期がいたのはよかったな。ちょうどいいって表現がベストな気がする。

この時自分は1年生だったから後輩がいなくて先輩がたくさんいた。だから、その陰に隠れちゃえたんだよね。しっかり逃げ場があった。年齢も下だから責任もほぼなし。やっぱその環境がちょっともったいないなって思う。

まあ結局、楽しかったなーって話です。
時間経つのが最近早すぎるよ。
大学生はじめからもう一回やりたいって思っちゃいます。

そんなことは出来ないので、残りの学生生活も楽しんでこう!

はよ、コ○ナいなくなっておくれ。


2020/4/23
こばちゃん


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