入院、退院、ふりかえり
前回の投稿からだいぶ時間が経ったが、2週間の入院を経験しました。
私は高血圧症で降圧剤を処方されていて、3か月に1度通院しています。12/4に通院したところ、血液検査を毎回しているのですが超高血糖(500mg/dl ; 正常値は80-100くらいです)とわかり即入院となりました。
これは高浸透圧なので脱水になっている状況で、よくぶっ倒れなかったというくらいのひどい状況です。
昨秋に人間ドックで糖尿病と診断されていたにも関わらずこれを放置していて、その結果11月くらいから喉が渇くために多飲、多尿と典型的な糖尿病の症状が出ていました。30分に1回はトイレに行くくらいの頻尿で、挙句の果てには耳もおかしくなり、これは音が二重に聴こえる症状ですがこれも糖尿病を原因とする突発性難聴のひとつだと思います。
入院してからまずは脱水症状に対応するため即48Hの点滴が始まり、また血糖値を下げるために血糖値測定→インシュリン注射が続きました。ちなみにヒトの体で血糖値を下げるホルモンはインシュリンだけしかなく、これは膵臓のランゲルハンス島というところで作られます。血糖値をコントロール、下げたいので食事は1400Kcal/dayに制限されていて、その結果血糖値はどんどん落ちて1週間しないくらいで落ち着くまでになりました。
糖尿病はもともと遺伝要因の強いⅠ型と、肥満などを原因とするⅡ型に分かれるのですが、インシュリンがあまり作られないⅠ型ではなく、Ⅱ型と診断されました。よって徐々にインシュリンの注射を少なくし、退院間際には注射をせずとも血糖値が落ち着くようになりました。
今はインシュリンの効きを良くする薬を服用するだけでOKで、あとは食事制限(特に糖質、お米とかですかね)でなんとかコントロールしようというのが今の治療方針です。 いずれにせよ、一歩間違えれば生命の危険もあったため、深く深く反省し、今も節制しています。
毎食お米の量を少なめにして1回の食事は500kcal以内に収めるように努力しています。食事の時に上がった血糖値はだんだん下がるのですが、間食をすることによって血糖値が上がってしまいます。だから間食もなるべく控えるようにしています。私のオフィスはフリードリンク、フリースナックなのですが、これをグッと我慢です。
健康は宝ですね。皆さんも健診で何かひっかかったら速やかに通院、受診されることを強くお勧めします。仕事が忙しいのは分かりますが、まずは健康であることが基本です。
11/15に今の会社に入社したてで、いわゆる試用期間中なのですが、上司(ブルガリア)もトレーナー(ロシア)も非常に私を気遣ってくれてサポートしてくれました。さすがに3か月の試用期間は4か月に伸びました、だって2週間、0.5か月入院していたわけですから。