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サッカーに人間性ってどのように関連しているの??

先日、FiCが主催するFootball Conect Vo.37に大分トリニータトップチームのヘッドコーチである岩瀬健氏をお招きして講演会を行いました。そこでの第二部は、岩瀬氏と参加者数名の公開討論会という形で行われることになっており、そこで自分がその数名のうちの一人になり、著名人も含め視聴者150人の中で岩瀬氏と10分間の公開討論を行うことになりました。

*過去最高に緊張して普通に胃が痛くなりました。

当日は「サッカーと人間性」について意見を交わしました。
今回は、そこで交わした意見を参考に自分が出した暫定的な結論を書いていきたいと思います。

実は以前にも同じようなテーマで書いたことがあるので、そちらも読んでいただけたらなと思います。前回と変わったことと、そうでないところがあるかと思います。

人間性とは自分の中で
「感謝の気持ちを行動で表す」ことだと思います。
これに至った経緯は割愛します。

この定義を基に、話を展開していきます。

【結論】
始めに結論を述べると、
●人間性が良い=サッカーが上手い
ではないということ。

何故なら、自分の経験を振り返るとこれが全て当てはまらないからです。
現に世界のトッププレイヤーの中でも「悪童」と呼ばれる選手もいるくらいです。

そして
●人間性は持つ方がいいが、その価値観に固執しすぎず本来サッカーをする上で大切な「楽しむ」、「闘争心」などの気持ちも大事にする
ということです。

-サッカーと他競技の相違点
上記のことを考えた時に以下のようなものが出てきました。
サッカーは、
①ハーフタイムやアクシデント以外で止まっている時間がほとんどない
②人との関係が目まぐるしく変わり、しかもそれが短い、そして多い
のが、特徴であると思われる。

それらを踏まえた時に
■サッカーは「環境の変化度合いが激しい」スポーツであるということ
■自分以外にベクトルを向ける対象が多い
■向けるベクトルが多いため、問題に対する他責が発生し、悪循環から結局自分のプレー―に影響を及ぼす

これらを見ると、周りの環境と自分の感情が常に揺れ動いていることがあります。
なので、自分の感情をコントロールする必要があると思います。

結局のところ、冒頭でも書きましたが
岩瀬氏との討論で一致したのは

●人間性=実力ではない
人間性は直接プレーの向上には影響は及ぼさない。
これは内的なこと。

しかし、

●人間性は「プレーを輝かせるため」「試合に勝つために」にもベースに繋がっているということ。そのような姿勢が「感謝すること」に繋がるかもしれない。

ということになる。

前半の内容はこれまでになるので、一度ここで書き終えます。

トップで活躍されている方とこのように意見を交わすことができたが、これが正解とも思いません。人の数だけ思考があるし、価値観がありますから。

そういった意見を大事にしながら常に自分をアップデートしていきます。

最後に

Football Conectの名称通り、サッカーを通して繋がる喜びをすごく感じています。まさか、Jのトップカテゴリーで活躍されている方と意見を交わすことになるなんて、1年前は思ってもいなかった。

誰と会って喋ったとか、誰の講演会に行ったとか、、
それらの事実は決して面接などで使う履歴書に書いたところで何の価値もないけれど、岩瀬健氏という指導者とこうやって意見を交わせたことは今後の自分の指導キャリアにおいて財産になるものだと確信しています。

それほど、岩瀬氏の器の広さと懐の深さに感銘を受けました。

今回の経験を糧にこれからも精進していきます。

次回は後半戦の内容は
「プロになる選手の見分け方は?」について書きます。

読んでいただきありがとうございました。
意見などがあれば連絡待ってます。