西村幹事長は、立憲幹事長として失格。

仮に維新が野党第1党になれば 「保守的な2つの政党が政権をかけて争うということになるだけであって、日本の政策、政治についてオルタナティブ(代替策)が示せるという状況には決してならない」
とも述べ、有権者にとっての選択肢が狭まることを指摘した。
その上で次のように話し、参院選後も野党第1党の座を維持したい考えだ。 「ですので、私たち立憲民主党が野党第1党として頑張っていかなきゃいけない、ということだと思っています」

J-CASTニュースさんの記事を一部抜粋させて頂きました。

2021参院選に向けて、立憲超えを狙う維新が、どんどん候補者擁立やら、他党攻撃を仕掛けてきている中で、立憲は菅直人最高顧問を大阪特命担当して、大阪に派遣し色々と動いでもらっているようです。
この最高顧問の動きなどがどうのというのは特段コメントは無くて、
私が問題だと思っているのは、執行部ど真ん中である、この西村幹事長のコメントなんですね。(上記参照)

維新が第一党になる事で、保守の政党が2つになるので自民党と相対する状況にならない、だから私たちが頑張らなきゃいけない。と言っているんですよ。
こんな見解だから立憲は維新なんかにどんどん詰められていくんだと思います。

まず、なぜ維新が第一党になるのがダメなのか。
自民党よりも右だから、自民党の代替えとして機能しない。
こんな理由でダメだと言っているんだとしたら、言葉悪いけどアホすぎます。

じゃないでしょうよ。維新はもともと自民党から割って出た存在。自民党の補完であるのは間違いがなく明らか。その政策や主張が、日本の今後にとって善くないから、私たちの政策こそが・私たちこそが、自民党から日本を救える存在で、素晴らしい政策を持っている。ぜひ私たちに力を貸してください。

ぐらいなぜ言えないのかね、と。
保守の政党同士が政権を争うのなんて別に何の問題も無いのよ。
右でも左でもなく前へ。とした初代立憲の理念なんてどこ吹く風。
イデオロギーによる批判しか出来ていない西村幹事長は、立憲民主党の幹事長としては大いに失格です。

そして、何よりもまず、
なぜ維新の勢いに押されているのかという点を真剣に考え分析していないのがまるわかりです。
自民党の批判票が、立憲ではなく維新に流れていっているからですよね。
であれば、なぜそうなってしまったのか。を考えませんか?普通。
でも立憲は考えないんですよ。
「私たちの主張がちゃんと届いていない。届けられるよう頑張る」
と言うんですね。

有権者を舐めるなよ。
届いていないのは、魅力的じゃないからです。
届いていても、ダメだから投票しないんです。
お前らはダメだ。と言われたのが前回の衆院選なのに、
前回のやり方を更に強化していくとか頭が悪すぎでしょう。
存在自体が嘘の国民民主党に投票する気持ちはさっぱり分かりませんが、
「ならば自民党でいいや。」
「どこもダメだから維新にするか。」
「自民党と戦ってくれるのは共産だ。」
「れいわなら頑張るんじゃないか。」
と思う人達がどんどん出てきてもおかしくないわけですよ。
こういった部分を分析し、反省し、改善できないのであれば、
立憲民主党はほろんだ方がいいと思いますね。
これは、確実に国会議員の責任です。
そして、国会議員をむしばむコア支持者の責任です。

お世辞にも、今の執行部の皆さんの言動をみて
「よくやった」とはいえる状況にないです。

「生活安全保障」。
言葉と裏腹に中身が薄っぺらいこの政策プランを
さらに肉付けていくつもりがあるんでしょうか。
それともペラペラなまま突っ込むんでしょうか。
この先分からないですが、不安しかありません。

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