大宮ー町田戦

決定力のなさがこの試合でも

 黒川を中心に1トップ2シャドウにWBが絡む形でチャンスはそこそこできるものの相変わらずシュートが決まらないというかこの試合は最終的に枠内シュートは1でこれではスコアレスになってしまうのも無理はない。

得点パターンがない

 2点をとって勝つというのが今シーズンの目標になっていたがここまでシーズンが深まっても6/35試合しか複数得点を挙げられていない。問題の一つは得点パターンを持っていないことーここまで複数得点を挙げている選手がいないことだと思う。これはシーズン開始前から今年は誰が点を取る?ハスキッチが量産できないと得点力が下がるのではとの指摘はネット上でもなされていた。何しろ昨シーズンのチーム内得点者のベスト3がいなくなったのだから当然の声で率直にいって編成ミスといえるだろう。さらにここまで試合を重ねてもこうやって取ろうというパターンが見えず取れても再現性のあるゴールはほとんど見られなかった。

全員攻撃全員守備のチームに

 攻撃の時にボランチを縦関係にして三門を前にして小島をアンカーにすることを途中から採用しているがこれもゴールということでは効果的とまではいえない。正直三門のシュートやパスセンスはそれほど高いものではないのに加えカバーのために黒川や青木が降りていては得点が遠のくのも仕方がない。この試合では小野が代わりに入ったが三門ほどの高い位置でも攻撃参加ができていなかったこともこの試合で得点できなかったことになった原因だろう。特定の誰かの運動量に頼ることなく全員攻撃全員守備で全員が走るチームにならなければいけない。高山がいってることはそういうことだろう。

高山、山越の安定はポジティブになれる

 怪我明けで戻ってきた山越の安定感はとてもよく頼りになる存在になった。以前のどこか頼りないところがなくなった。また山形から戻ってきた高山も安定感が出て運動量が増え攻撃参加でフィード力を活かせるようになった。河本がいる時といない時でDFの安定感に差が出るといったことは解消できると思う。

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