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バックパッカーをして帰ってきて、改めて出会った熱海は、昭和のままでとても魅力的だった

ディープな熱海。

それに出会ったのは、バックパッカーをして海外から帰ってきた頃だった。
かれこれ20年ほど前になる。

海外の様々な街を歩いて帰ってきた、熱海の街はとても新鮮で魅力的に思えた。
特に、昭和のまま時が止まったかのような、まちなかの空気感。
リゾート感ある海沿いから一歩まちの中心に足を踏み入れる。
路地裏に喫茶店やスナックが立ち並ぶ様は、この街の強烈な個性とも感じたし。
この昭和の匂いがとても心地よかった。


渚の路地裏

それ以降は、外からは中の様子がわからない喫茶店の扉を勇気をもって開けて、入ってみる。月に1回程度熱海に帰ってきた際にそんなことを繰り返していたことを思い出す。

そう、刺激には満ちつつても、無機質な都会暮らしの身には、この街がとても心地よかった。

噛めば噛むほど味が出る街

その後、数年して故郷の熱海に暮らすようになった。
変わらず、この街を歩くことは、好きだった。

喫茶店ボンネット

でも、この街の奥深さやディープさをさらに知ることになったのはそれ以降だった。
まさに噛めば噛むほど味が出る街だなとだんだん思うようになった。

大きな出会いは、小倉一朗さんとの出会いだった。
あるときから、小倉さんにまちを何度も案内してもらうようになった。

熱海の生い立ちから今に至るまでの物語。
ただ歩いて見て回るだけではわからない、この街の生活文化。
そして、その文化を生み出すこととなったこの街の背景や土壌。

ちなみに、僕らがguest house MARUYAを始めたのも、ここが小倉さんの物件だったから。
熱海を知り尽くし誰よりも面白いガイドをする小倉さんの場所だからこそ、熱海の入口となりつつ、(表面的でない)ディープな熱海に触れられるきっかけとなる場所をつくりたい。
そんな想いからでもあった。

ディープでマニアックなまち歩き

かなり前置きがながくなったのですが、そんな小倉さんのまち歩きがあります。


知らなかった熱海が見えてくる!熱海生まれの案内人・小倉が恐ろしい情報量で徹底解説!
「昭和初期から現代までの時間を辿る、本気(マジ)のローカルまちあるき 3時間コース!」
https://atami-onpaku.com/programs/6357bb7c421aa900011b87df


小倉さんのまち歩きの一場面

マニアックなまち歩きとなりますが、普通の熱海じゃ満足できなくなった方や、ブラタモリとか好きな方にはとてもオススメです。

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