
営業から、コピーライターへ。 【3】
こんにちは。
広告代理店の営業から未経験でコピーライターになったお話、第3編です。
【1】と【2】は下記のリンクからご覧いただけます。お読み頂けると嬉しいです!
やるしか、ないとき。
コロナ禍真っ只中に会社を辞めた後、転職先は決まっていませんでしたが、
なにはともあれ、とにかく東京に行きたい。
僕はそんな気持ちでいっぱいでした。
世間も混沌としているけれど、とりあえず東京に行けばなんとかなるだろう、と。
親に本気で止められました。かなり。
やりたいことがある気持ちは分かるけど、今じゃない。と。
僕も焦りから視野が狭くなっていて、はじめは対立したものの、冷静に考えてみると確かにそうだなと思い、「とりあえず東京」はやめることにしました。
実際のところ東京に行くことが全ての正解では無かったと思いますが、焦燥感に
かられ、無理矢理でも何らかの行動をしないと、という心理になっていました。
とはいえ会社を退職してしまっている状況は事実。
やむを得ず一度実家に帰ることにしました。2020年は4月のこと。
あれ、なんで実家にいるんだろう?
とにかく少しでも早く次の何処かへ行けるようにしないと、と強く思いました。
毎日求人を探し、1ヶ月程経ったある日。
未経験のコピーライター募集の求人を見つけました。
厳密に言うと、未経験者の募集と、経験者の募集がそれぞれ。
これはやっぱり経験者が有利なのか…?でも、それぞれで募集が出ているって
ことは可能性は小さくはないかもしれない…!
すぐに応募しました。
営業の経験があり、関係調整や対人コミュニケーションにも幾許か蓄積したものがあること(ありきたりですが…)。地域に根ざした仕事などをしていたことなど。
コピーライターに興味を抱いた経緯や今までしてきた事を具体的に綴りました。
頼む!
送信。
3週間ほど経ってから、返信をもらいました。あ、ダメだったんだ…って
途中で思ってました。色々あって連絡が遅くなってしまったとのことでした。
数日後にオンライン面接の時間を設けてもらい、そこで課題を与えられました。
媒体問わず好きな広告を3つピックアップして新しいコピーを書いてください
色々な広告を漁るのが大好きだったので、どれを選ぶかが一番悩みました。
・YKK AP
・ゼクシィ
・大塚製薬/ボディメンテ
最終的にこの3つを選び、図々しくも自分なりにコピーを書かせてもらいました。
難しかったですが、悩みながらもとても楽しかったのを覚えています。
6月半ば、対面での面接がありました。
雑談も交えてもらいながらの面接と、課題のプレゼン。
緊張しましたが、やれるだけの準備をしたという意味では自信がありました。
正直、コピーの良し悪しよりも気持ちが伝わってくれ、と思いながら。
面接が終わり、実家に戻って2日後。
一緒に頑張りましょうと電話をもらいました。
セブンイレブンの駐車場、車内にて。
嬉しさも勿論ありましたが、安堵が大きかったです。
よし、ちゃんとした理由で東京に行けるぞ。
営業からコピーライターに転職する話は、こんな感じで終わりを迎えます。
かなり大雑把に書いてしまいましたが…。
現在、コピーライターになって1年と2ヶ月。日々学ぶことがたくさんあります。
任せてもらえる領域も増えてきて、より一層頑張らねばという所存です。
少しでも広く深く吸収して、自分の存在意義を高めるぞっ。
未経験から、コピーライターへ。
いろいろ、やっていきたいなあ。
ここまでお読みいただき有難うございました。
それでは、また。
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