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レバノン大爆発事故の続報

まだ60名ほどの行方不明者がいるようですが、あのすさまじい爆発規模に比して現在の死者数が150名ほどに留まっているのは、殺傷力のある爆弾等によるものでなかったことが不幸中の幸いだったのかもしれません。

カルロス・ゴーン氏をかくまっているレバノンに対して人道支援など行う必要はないという意見もあるようですが、全く同意できません。ゴーン氏はレバノン国籍者であり、自国民を守ることは国として当然のこと。日本もかつて、ペルーのフジモリ元大統領が反政府ゲリラを射殺した殺人罪容疑で国際指名手配された際、自国民保護原則を理由に身柄引き渡しを拒んだ経緯があります。

ゴーン氏に対し、感情的に許せない思いを持つ人もあるかもしれませんが、次元の違う話であり必要な人道的支援は行う、そういう見識を示して欲しいと思います。

(参考)前回記事


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