ここ最近で一番辛かったこと
先日、第一志望の就職試験の結果発表があった。結果はダメだった。
そういえば、履歴書に書いた自己PRは違うことにすればよかったとか、面接でああやって受け答えたときの反応があまりよくなかったなとか、色々考えると自分がなんで受からなかったのかが見えてきた気がした。
最初はちょっぴり後悔もしたし、悲しい気持ちもあったが、落ちた原因を考えることで次に活かそうと思えたので、割と早く立ち直ることができた。
さっそく、第一志望に落ちたことを彼氏、友人、家族に報告すると、みんな最初は決まって気まずそうにしていた。でも彼氏や友人に分析して、落ちたことは前向きに捉えているということ話すと、みんな決まって
「大丈夫、絶対いいことあるよ」
「もしかしたら、次受けるところがきぬに合ってるのかもね」
「次は絶対に受かってね」
と温かい言葉をかけてくれた。就活は辛いけど、こんな風に周りの人の優しさを改めて知ることができたのは良かったな。
でも、親はそうじゃなかった。
母にダメだったことを伝えると、
母は少し気まずそうに「残念だったね」といった。友だちの誰々は受かってたよというと、「他の人は受かってたの?」と驚いた様子だった。
そのあと、来年ぜったいに就職しなさいよ的なことをうんぬん言われた。母は少しヒステリックになっていた。
なんだか、心がギュゥゥっとなってしまった。
やはり親は、自分の子どものことを他人の子どもと比べてしまうものなのだろうか。
社会に認めてほしいと考えるものなのだろうか。
なんだか、第一志望に落ちたことよりも、親に心配されることの方が苦しかった。
わたしは多分、社会に認められなくても、誰かひとりでも認めてくれる人がいてくれたら良かったのかもしれない。
第一志望に受からなかったのは残念だが、第二志望、第三志望がまだ残っている。私は1回ダメだったくらいでへこたれたくない。不安はあるが、大きくなるほど自分が苦しくなるのはわかっている。だから前向きになるしかなかった。
だからこそ、親には、彼氏や友人からもらったような言葉をかけて欲しかったんだよな。