20/02/20

面談ののち、A社から選考の案内が来たため
彼は履歴書の作成と職務経歴書の見直しを経て
正式に応募した。
2/13のことである。

2/18、履歴書作成を経て志望動機の言語化が足りていないと感じた彼は、面接に向けて志望動機と転職理由を改めて整理した。
これまで出てきたあらゆる複合的な要素を「過去、現在、未来で語る」フォーマットに落とし込むと、かなり整理することができた。彼にはこの方法が合っていたようだ。
自分に合うフォーマットを探すにも数ヶ月かかった点を考えても、自分を言語化する作業は難しいものだと彼は改めて痛感した。

2/19、A社からメールが届いた。
残念ながら見送り、とのことだった。

志望度も高く、これまで書類で落ちたことがなかった彼にとっては非常に残念な知らせであったが、
自己分析を重ねた上で不採用なのであれば本当に合わなかったのだと考えている。

彼なりに不採用理由を考えてみた結果、
・フェーズ的にそもそも職種未経験者は求めていなかった
ということに落ち着いた。
所謂「軸ずらし転職」をして、現職種(セールス)に応募するべきだったかと多少後悔の念も生まれたようだが、
そもそもの転職の目的に立ち返り、これで良かったのだ、と彼は割り切るようにしている。

彼は改めて企業研究を続けると決めた。
別企業からクローズドイベントの案内が来たため、
彼はそちらに参加申し込みをした。

1社落ちただけでも自分の転職への思いが少し揺らいでいることを彼は認識しているため、気を確かに持つこと、客観性を失わないことを誓った。