20/02/02

カジュアル面談を申し込んだA社から、
早速日程調整の連絡が届いた。
彼は返事が来たことに安心しながら、日程を返信した。
面談日は2/10となる。

面談に向けて、彼はA社のことをネットでひたすら調べ続けていたのだか、
何度も自分のことを考え、A社のことを考えているうちに
「思考の形骸化」とでも呼ぶべき現象が起きて
少し不安な気持ちになっている。

本心から考え、本心で決めたはずの業界や職種について、
ここへ来て「本当か?」という疑念が彼に生まれているのだ。
恐らく、何度も何度も考えていたせいで
エモーションのストックが一時的に切れているのだと彼は自己分析している。

同時に、転職活動が終盤を迎えると迷いが生まれる、
というのは『転職の思考法』にも書いてあった通りなので、
より客観性を持って判断しなければならないと彼は考えている。

『科学的な適職』のマトリクス分析や10/10/10分析の結果を読み返すと、少し元の気持ちに立ち帰れるため、
改めて彼は客観的な分析の大切さと感情に惑わされないことの難しさを実感した。