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【業務設計部のメンバーって?】コンサルタントとしての矜持、そしてメンバー全員で成長するための環境づくりとは?

業務設計部のメンバーに、さまざまなテーマでインタビューするシリーズの第3弾です!
今回は、プレイヤーとしてだけではなくメンバーを「育てる」立場としても活躍されているマネージャー畑﨑さん・黒田さんのお2人に話を伺いました!

▲(左)黒田さん・(右)マネージャー畑﨑さん

ー最初に、お二人が考える「コンサルタント」とは?というまず前提の部分から聞かせてください!

畑﨑:はい、まず大前提として、コンサルタントとして「クライアントの本質的な課題を解決したい」というのが大きな目標としてあります。
やっている業務としては、マネーフォワードクラウドシリーズを中心として、バックオフィス全体の効率化を図るためのクラウドシステムの導入支援です。
ナレッジラボの業務設計コンサルティングの流れとしては、まず営業の時に、お客さまの困っていることをヒアリングして提案し、良さそうだなと思っていただけたら導入を決めていただきご契約、という形です。そのあとに、私たちデリバリーチームが実際の導入を担当させていただきます。
導入支援は通常では4か月、長いと1年近くに及ぶこともあります。長い期間をかけて業務提供をするため、お客さまに現状を詳しく聞いたり、困っていることに踏み込んで話をすることができる環境にあります。ただシステムを導入するというより、私たちで解決できることは全力でお手伝いするというのがコンサルタントかなと考え、業務に取り組んでいます。

黒田:そうですね、ただシステムを導入して終わりにならないようにしています。
お客さまの普段の業務で今まで負荷や工数が掛かっていたものが削減できるのはもちろんのことです。それだけでなく、どのようにプラスαの価値提供ができるか、どうすればよりお客さまに喜んでいただけるかを一緒に考えていけることがコンサルタントの腕の見せ所だと思います。その辺りをもっともっと追求していきたいと思っています。

ーありがとうございます!
今の業務設計部は異業種から来た方が多いですよね?異業種だと前提を知らないみたいなところから入るかなと思うんですけど、その場合オンボーディングとか、気をつけていることがあれば教えていただきたいです。

黒田:そうですね。
むしろほぼ全員に近いぐらい。会計とか、労務まわり未経験のメンバーが多いですね。

畑﨑:前回のnoteに出ていただいた二見さんと大村さんは、本当に未経験の状態からチームに入ってくれて、今はもう戦力になってくれていますし、今のデリバリーチームはそういう方たちがたくさん活躍してくれていますね。
オンボーディングの観点では、もともとコンサル会社にいた人からすれば当然という部分も心がけて教えていくようにしています。
オンボーディングで具体的にやってることとしては、普段の業務内容を参考にデモデータを作っているので、入社した新メンバーにはそのデータを用いて各プロダクトの設定の練習をしてもらっています。
たくさんのデータを加工してシステムに入れていく作業などもあり、その際にエクセルの関数を使う作業が必要になります。こういうところを注意してやらないといけない・どういう関数を使えばいいか、などをお伝えして、キャッチアップするための土台作りをしてもらっています。
実務で使うことでとくに注意するべきことを最初に叩き込むという感じですね(笑)

ーなるほど!一人前になるまでの期間はだいたいどのぐらいなんですか?

畑﨑:設定練習期間が終わるのは大体1か月ぐらいかなと思います。その後、実際に案件に入りながらひとり立ちできるよう、半年間を目途に実践経験を積んでいってもらっています。

ーオンボーディングの計画は、畑﨑さんと黒田さんで作られているんですか?

畑﨑:新メンバーについては、入社前にどういう業界から来るか分かっているので、多分このあたりは苦手だろうというところとか、扱っているシステムのジャンルが色々ある中でこの業界の出身だとどのシステムの話からするのが入りやすいかなどを考慮しています。キャッチアップしやすい内容から、難しい内容へ流れるようにオンボーディングプログラムを考えたりしています。

ー新メンバーの出身業界別に、ある程度カスタマイズしてるってことですか?すごいです‥!

畑﨑:そうですね。入社者が一気に増えた時期もあったので、この人はこの順番でやってみてもらったけど、やっぱりここが難しかったな、みたいなところはちょっとカスタマイズして、より良くしていっている感じです。
オンボーディング計画の大枠はもちろんあるんですが、それを一人一人に向けてカスタマイズするようにはしていますね。

黒田:あとはオンボーディング期間中に1人になる時間が多くなると、どうしても何もできない状態の時間が増えてしまうと思います。最初のうちはその時間がないように、部のメンバーの誰か1人は新メンバーのことを見られる時間を確保しつつ工夫しながらやっています。
まだコロナ禍なので、どうしても毎日顔を合わせて、というのは難しかったりするのでGather(※1)というバーチャルオフィスツールを使ってなるべくオフラインに近い状況を作っています。
お客さまとのミーティングが入っていなければ、みんななるべくGatherに集まっているのでいつでもコミュニケーション取れる状態ですね。

(※1)オンライン上のバーチャルオフィスツール。

ーこれはすごくいいですよね。入社したばかりのメンバーからしたら、不安な時間がないのはありがたいです。

黒田:そう信じたい(笑)

畑﨑:あとはメンバーの拠点が東京と大阪で分かれているんですが、どちらの拠点のメンバーも基本的にGatherにずっといるようにしているので、そのおかげで東京と大阪間の垣根もなくせているのかなと感じています。
所属拠点のメンバーがミーティングに入っていていない時間も別の拠点のメンバーがGatherにいるのでいつでも質問してもらえる、というような感じですね。

黒田:ほかにも、360°サーベイ(※2)とかキャリパープロファイル(※3)という制度が社内にあるので、最大限活用しようということで、みんなそれぞれ自分の結果はこんな感じでしたと共有してます。
別に共有を強制はしてないのですが、自然と自己開示するような文化がチーム内にあって、それによってオープンでフランクな雰囲気が作れていて、お互いのことが理解しやすくなっていると思います。

※2 入社半年が経過したメンバーに対し、同部署のメンバーが良かったところなどをフィードバックする取り組み
※3 従業員の行動特性を測る適性検査

黒田:たとえばGatherで集まってるときの雑談のなかで、という感じですね。どんどんその話が広がっていくので(笑)

ー雑談の中で、という感じなんですね!

黒田:そうですね。本当にもうフランクに、話の流れでという感じで。

畑﨑:みんなが自然に、勝手にオープンにしていくというか(笑)これが風通しの良さなんですかね(笑)

黒田:業務設計部の特徴として、面倒見がいい人が多いんですよね。それもあって、より接しやすい環境かなというのはありますね。

畑﨑:そうですね。ちゃんと育ててあげたいというか、みんなで頑張っていこうよというところに対するモチベーションがみんな高いなとは感じますね。

―ありがとうございます。そういった特徴も、オンボーディングの丁寧さにつながっているんでしょうね!

畑﨑:そうかもしれないですね。今後のオンボーディングの目標として、異業種から入社したメンバーも入社半年くらいで、プロジェクトマネージャーの役割であったり、自分が中心になってお客さま対応を進めていってもらえる状態になってもらえたらと考えています。
基本的に今のオンボーディング計画で進めるようになってから、計画で決めた目標を達成できないメンバーはまだ出ていないので、今のやり方はうまく機能しているのかな?と思います。
黒田さんも最速でオンボーディング完了してますしね。さすが。

黒田:僕は入社初日からお客さまとミーティングに参加してましたね(笑)

畑﨑:そうですね(笑)一人でお客さま対応にアサインされたのも今の体制になってからは史上最速じゃないかなと。独り立ちしたのも、入社してから3ヶ月ぐらいじゃなかったですか?

黒田:そうですね、多分2~3ヶ月目くらいですね。

畑﨑:ですよね(笑)なので、めちゃくちゃ頑張ると2~3ヶ月くらいなんですけど、でもまずは私たちと一緒に大体進められるようになるっていうのを目指してオンボーディングを進めています。

黒田:聞かれたら周りは答えるけど、基本お客さまとのミーティングは新メンバーだけで対応する、みたいなイメージですね。

ーなるほど!結構しっかり任せる感じなんですね

畑﨑:そうですね。もちろんお客さまの迷惑にはならないように、というのは大前提ですけど、しっかり任せるようにしています。

黒田:そうやって、今まで先輩に頼ってた部分からだんだん卒業していくことで、考え抜く力とかそういった部分を磨いていっています。

―ありがとうございます。
最後に、業務設計部のコンサルのこれからについてお伺いできますか?

畑﨑:今、ナレッジラボという組織自体も急成長している中で、業務設計部自体もかなりのスピードで大きくなっています。
メンバー皆のいいところを活かしながら、かつブラッシュアップを続けながら、お客さまの課題を解決することにちゃんとアプローチできる人間をこれから更に増やしていって、より踏み込んだ支援もできるようになっていければなと思っています。
これから会社と一緒に部としても、もっと成長していきたいですね。

黒田:未経験の人が新しい業界に飛び込むって結構な勇気がいると思います。
ナレッジラボの業務設計部は、入社後いきなり一人で全部やって、みたいな体制ではないですし、困ったときはいつでも誰かに頼れる環境は用意しています。また、周りのメンバーと馴染みやすい環境もできているので、未経験とはいえ着実に成長していくことができます。そこは安心してほしいポイントです。
これからも業務設計部、ひいてはナレッジラボに貢献してくれるメンバーがどんどん増えていくといいなと思っています。

ーありがとうございました!


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