おすすめコピーチェックツール4選

はじめに

ライターやwebマーケターの必需品コピーチェックツールですが、インターネットを通して調べてみると、様々なものが見受けられます。一概にコピーチェックツールと言っても、それぞれ特徴を持っており、違う機能を提供しています。また使い安さや値段など違うため、初めてコピーチェックツールを購入する方は、どのようなものを買ったら迷うこともあるかと思います。

今回は数あるコピーチェックツールを比較しながらそれぞれの特徴をまとめてみました。ライターやWEBマーケターの参考になれば。

コピーチェックの重要性


多くの方がご存知かと思いますが、WEBページにコピペコンテンツを掲載しGoogleなどの検索エンジンにコピペ判定された場合、ペナルティが課され検索順位が低くなることがあります。特に悪質なコピペだと判断されると、Googleにインデックスされず検索エンジンに全く出てこない、いわゆるGoogle八分(村八分になぞらえてつくられた言葉)といった扱いを受けてしまいます。

せっかく時間をかけてつくったサイトがユーザーに認識されることのないサイトになってしまい、SEO的価値、更にはビジネス的な価値のないサイトとなってしまいます。また、コピペをしたコンテンツをそのまま使用している場合は著作権侵害に当たります。最悪の場合、民事訴訟や賠償金支払につながります。

そのため、ライターやWEBマーケター、その中でも特に記事外注を行う方にはコピペチェックを必ず行うことを推奨します。WEB上に無料のものが存在しますので最低限無料ツールでのチェックは行うようにしましょう。

しかしながら無料のコピペチェックツールは、コピーチェックツールの精度が有料のものと比べ劣ります。また使いやすさや機能の面からも、有料コピーチェックツールを1~2つ所有し、無料コピペチェックツールと併用することをオススメします。

ここでは著者が使ってみたツールのうち、使いやすかった4つのツールについて説明をしています。

①影武者

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記事を外注する方にはShinobiライティングという記事作成サービスを利用している方もいると思いますが、この影武者はそのShinobiライティングを提供しているCROCO株式会社が販売してるコピーチェックツールです。

Shinobiライティングで蓄積されたノウハウを基に作られたコピーチェックツールで、WEBブラウザを通して使用する提供形態をとっており、コピペ疑惑箇所がある場合はその文字が赤文字で表示されます。ドメインを指定も可能で、特定のサイト内で重複している部分がないかチェックできます。

料金表は以下の通り。
●プラン100   ¥4,320       (100回/月)
● プラン500   ¥16,200    (500回/月)
●プラン2000  ¥54,000    (2,000回/月)


メリット 
影武者では無料プランを提供しており、10回までは無料で使うことが可能です。10回と非常に少ないですが、購入前にどのようなツールか確認することができるため、コピーチェック購入検討の際にはお試し利用をお勧めします。
また影武者の大きな特徴として、APIが提供されているということが上げられます。大雑把に言ってしまえば独自カスタマイズが可能であるため、アプリケーションの中にコピーチェック機能を組み込み、新たなツールを作りたいといった開発会社などのニーズに対応できます。

デメリット
回数制限も少なく、他のコピーチェックツールと比べて費用が高いツールと言えます。個人よりも中小企業などの団体向けのツールともいえます。


②コピーレフリー

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中小企業、個人事業主向けのツールを販売しているConvenientWorksから販売されているコピーチェックツールです。ツールの使いやすさや結果の分析のしやすさに特徴があり、パソコンなど苦手な人にもおすすめのツールとなっています。無料プランも一般公開されており誰でも使うことができます。

料金は以下の通り。
●Basic Plan  ¥4,400      


メリット 
コピーの可能性のある箇所がわかりやすく表示され、また、統計情報もグラフで表示するため、非常に使いやすいツールになっています。WEBアプリで提供されており、1ライセンスで複数人での利用も可能となっています。なおこの手のツールにしては珍しく、チェック回数の制限はないため大量記事チェックにも向いています。

デメリット
API提供がされておらず、別アプリとの独自連携が難しくなっています。プレミアムプランを契約することでカスタマイズは可能ですが、コストがかかってしまいます。


③コピペリン

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株式会社サクラボが販売しているコピペ検出チェックツールです。エクセル・スプレッドシートのような表にチェック対象の文が表示され、各分ごとにわかりやすく危険度が表示され、細かく確認をすることができます。

契約形態として以前は買取オプションがありましたが、現在はライセンス制のみとなっており、ライセンスを毎年購入する必要があります。またWindowsアプリになるため、Macユーザーは使えません。

料金表は以下の通り。
●年間ライセンス   ¥6,600  


メリット 
他のコピーチェックツールと比べて安く、一方で機能も他機能にわたっており、費用対効果の高いツールだといえます。

デメリット
PC1台ごとにインストールするWindowsアプリ形式をとっているため、PC1台につき1ライセンスを購入する必要があります。すなわち複数人で使えないため、10人で使う場合には¥66,000かかります。
またWindowsアプリであるため、Macユーザーは使うことができません


④CopyContentDetector

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CopyContentDetectorはウェブサークルより提供されているコピーチェックツールです。様々な分析指標で確認を行うことができる点がこのツールの最大の特徴となっています。
無料版も提供されており、予算に制限がある人はひとまずこちらを使ってみるのもお勧めです。しかしながら誰でも無料かつ無制限に利用できるため、混雑時に処理性能が落ちるといった問題もあります。

料金表は以下の通り。
ライトプラン                ¥9,980     (650回/月)
スタンダードプラン     ¥29,800    (4000回/月)
アドバンスドプラン     ¥50,000     (8000回/月)
エージェンシープラン  ¥100,000    (50000回/月)


メリット 
他のツールに比べて分析種別が多彩となっており、 類似度判定詳細 、混成判定、一致率判定 、テキスト間判定詳細 など様々な観点からチェックを行うことができます。

デメリット
無料版においては、機能の大部分が制限をされています。分析指標が多いことに伴い、ページ遷移が多く、さらに広告やニュースも間に挿入されていることから、非常にストレスフルなページ設計になっています。
有料版にすることで広告はなくなりますが価格が高価となっており、こちらも主に予算のある企業に向けたツールとなっています。


さいごに

今回コピーチェックツールに関して4つほどご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
初めにも述べたとおり、コピペ記事が混ざってしまいとペナルティを受けると、これまでの積み上げた大切な資産を一瞬にして失ってしまうことになります。
WEBサイトへ記事を掲載する際には必ずコピペチェックを行い、コンテンツのオリジナリティを保つよう心掛けましょう。

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