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能登地域の高校7校を対象にした「アントレプレナーシップ教育」のアドバイザーを務めました

能登地域の高校7校(志賀、鹿西、穴水、門前、能登、輪島、飯田高)の2年生を対象にした高校生向けインターンシップ「アントレプレナーシップ教育」において、輪島高校の起業家チームのアドバイザーを株式会社ノックラーン代表の福本が務めました。

福本プロフィール
兵庫県姫路市出身。九州大学経済学部卒業。現在は株式会社ノックラーン代表として、オンライン家庭教師サービス「KnockLearn」などの事業を通して、小中高生のキャリア教育に携わっている。
https://note.com/knocklearn_inc/n/nb098f316e519

5月にプログラムがスタートし、アントレプレナーシップに関する授業を行ったのち、7月中旬に高校生主導で地方創生のアイデアを事業構想計画書にまとめました。

8月1日に行われた、ラピア鹿島アイリスホール(石川県中能登町)での事業計画発表会で、選考を通過したチーム計20名がプレゼンテーションを行いました。

事業計画発表会では、学生が使っていない自転車を活用するレンタサイクルサービスや、能登地方でのフェスイベントなど、それぞれのチームから地域を活かしたビジネスプランが発表されました。

アドバイザーを務めた輪島高校のチームは「都会留学×高校生観光大使」というビジネスプランを発表し、最優秀賞を受賞しました。

このプランは、輪島高校の生徒が東京の高校に3ヶ月間留学し、留学中に東京のアンテナショップで地元の商品を販売するなど、高校生観光大使として活動するというものです。

都会で暮らすことへの憧れなどから、高校卒業後に能登地方を離れる、輪島高校の卒業生も多いです。地元の良さが伝わりづらいという課題から、高校生のうちに東京で暮らしてみることで、改めて能登地方の良さに気がついてもらうことを目的としています。

地元企業のスポンサーや自治体の支援、アンテナショップでの売上からマネタイズすることで、都会留学の個人負担を軽減し、月7万円程度で留学できるように設計しました。

このプログラムの主催企業であるアステナホールディングス株式会社の取締役、岩城さんなどが審査員を務めており、審査員の方々から「250万円を出資したい」「日本ではあまり見られないビジネスモデル」「革新的なアイデア」と高く評価いただきました。


福本からのコメント
昨年に続き、能登地域の7校の高校を集めて実施している「アントレプレナーシップ教育」にお呼びいただき、3日間輪島高校の起業家チームのアドバイザーを務めさせていただきました。

輪島のことが好きな高校2年生2人組のチームであり、初日に事業アイデアを聞いた際に優勝して事業化を本気で目指したいと言っていたので、それならと私も本気で事業に対してフィードバックをさせていただきました。

2人の底力や熱量も高く、3日間で事業アイデアをかなりブラッシュアップでき、結果優勝という成果を掴み取れたことは彼らにとっても一生記憶に残るものになったと思います。

私個人としては、素晴らしい事業案だと思いますので、今後事業化を目指していただけると嬉しいなと思っています。

その他のチームの方々もみなさん地元愛が強く表れた事業案に仕上げており、大地震の被災地の復興に向けて若い世代が力強くたくましく生きているなと感じました。

私個人としては引き続きこのような起業家教育に携わり、多くの子供たちの可能性の最大化に寄り添っていきたいと思います。


株式会社ノックラーンでは、今後も学校向けのプログラムや講演などを行う予定です。ご興味のある学校や自治体さんがいましたら、下記のお問い合わせフォームからご依頼ください。


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