『ブレイン・プログラミング』を読んで

 これも何を読んで読もうと思ったのか忘れてしまった。読書のマインドマップのような統計図を作った方がよいし、面白いだろう。

 この本は、結局のところ「目標は紙に書いていつも確認しましょう」ということを科学的な視点から納得が行くように書いたものだ。それができている人は読む必要がないかもしれない。
 私は腰が重いので、そんなことを言われても半信半疑で、効果がありそうだと思っても実行するに至っていない。目標を目につくところに書いておいて実現させた人は身近にいるのだが。

 目標を目にしているとそれを実現してしまうのは、RAS(網様体賦活系)と呼ばれる脳の部位の働きによるものらしい。脳に届く情報は99.9999%は捨てられてしまうということだ。その取捨選択をしているのがこのRAS。いわば脳への情報フィルター。
 このフィルターの設定を、目標を書いて読んで意識させることで設定を変え、脳に情報をあげる様にするのがブレイン・プログラミングなのだろう。カラーバス効果などもRASの設定が変わったことによるものと考えられる。

 このような知識をもとに、あとはよくある自己啓発のテーマの解説に感じたので読み流し。大事と思ったことをちょっとメモしておく。
・同じ考え方に6回接すると、脳は新しい考えるようになる
・幸せを壊す感情は自分がどう思うかより、他人にどう思われるかを問題にするもの。罪悪感、羞恥心など。この2つは宗教で信者をコントロールするために使用される
・やりたいことリストを書く時はキーボードで打ち込むより手で書いた方が良い(その方が脳の機能を多く使うからRASに刻まれるのだろう)
・否定的な言葉で書いた目標は達成されにくい
・脳には期限に間に合わせようとする力が備わっている
・やることが多すぎる人などいない。全ては優先順位の問題である

自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3552-0

#読書

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