「アンコールワット」満喫観光ガイド

はじめに

2018 年 5 月にアンコールワット(シェムリアップ)に、ふらっと、ひとりで観光旅行に行ってきました。アンコールワット旅行に躊躇してる人、旅行先に悩んでいる人が、これを読んで、アンコールワットに行ってみよう!と思ってもらえると幸いです。

あえて、遺跡の写真は掲載してません!ぜひ、ご自身の目で満喫してください!

シェムリアップまでの行き方

アンコールワットに行くには、最寄りの空港であるシェムリアップ(カンボジア)まで移動するのがベストです。日本からシェムリアップまでの直行便はないので、ベトナムやタイなど、東南アジアを経由して移動することになるかと思います。

カンボジアへの入国は観光ビザが必要です。出発前に日本国内で取得することもできますが、シェムリアップ空港でも手続きすることもできます。現金(米ドル)と証明写真の準備は必要ですが、現地についたら、備え付けの書類に必要事項を記載して提出するだけ。僕は10分くらい、会話ゼロで手続きが完了しました。書類提出順に手続きが進むとは限らないので、イライラせず、笑顔で雰囲気を楽しんでください!

携帯電話、どうする?

海外旅行中、携帯電話をどうしようか悩みますよね。僕は現地で SIM カードを調達することが多いです。シェムリアップ空港にも携帯電話ショップがあり、観光客用の SIM カードを購入することができます。僕は 10ドルで通話とデータ通信が行えるプランにしました。データ通信量の上限値など、正確な数字は忘れましたが、3泊4日、これで十分でした。
電動バイクを借りる場合など、通話が必要になる可能性もあるので、通話込みのプランの方が良いかもしれません。

市街地までの行き方

海外旅行で、空港からホテルまでの移動手段も悩みますよね。シェムリアップ空港にはホテルまでの定額制のタクシーがあります。トゥクトゥクやバイクなど、何種類から選べますが、僕はタクシーを選びました。ホテルまでの道中、運転手さんに「明日の観光、僕を雇わないか?」と勧誘されましたが、電動バイクで気ままに巡ろうと決めていたので、お断りしました。とてもいい人で、いろいろなことを話して楽しかったので、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

電動バイク 充電問題

ホテルなどがある市街地から遺跡のある地区まではかなり距離があり、何らかの移動手段が必要となります。遺跡もそれぞれ距離があります。タクシー観光をお断りした僕は、計画通り、電動バイクを借りて観光をしました。シェムリアップには何箇所かレンタルバイク屋さんがあり、運転免許不要で借りることができます。バイクの代わりにパスポートを預けるという不安に感じる手続きがありますが、簡単に借りることができます。

しかし、1つ困ったことがあります。「充電問題」です。

僕は2種類のレンタルバイクを借りました。1つ目のレンタルバイクは、「代わりのバッテリーを持っていくので、充電が残り 50% を切ったら電話連絡してね」とのことでした。観光が終わって市街地に戻る最中に 50% を切りましたが、なんとかなろうだろうと油断していたら、一気に充電が減り、まったく動かない状態に。屋台が立ち並ぶ休憩所で電話をしましたが、片言の英語同士、自分がどこにいるかがさっぱり伝わりません。オロオロしているところ、ふと隣にいた地元の人と目が会い、そっと電話を差し出して、代わりに場所を説明してもらいました。ソーム・オークン!
充電残量は安定的に減っていくとは限らず、また、充電池に当たり外れがある可能性があることを、頭の片隅にとどめておいたほうがよさそうです。そして、寺院の前など、わかりやすいところで連絡をすることも重要です。

2つ目のレンタルバイクは、遺跡周辺に何箇所かある充電ポイントを利用することができました。充電ポイントは遺跡の近くにあるので充電をしている間に観光に行くことができますが、充電には時間がかかります。もちろん 100% まで充電する必要はないのですが、たっぷり観光して戻ってきても意外と充電が進んでいません。無事に観光を終え、市街地まで変えることができましたが、こまめに充電するなど、配慮すると良かったかもしれません。

一般的な観光している限り、舗装されたきれいな道路ばかりで、悪路に苦しむことはないです。そこそこの交通量にもかかわらず、信号機がついていない交差点がありますが、地元の人が運転する車やバイクについていけば、大丈夫なはずです。
街燈が少なめな地区があったり、夕方の市街地は交通量が増えるので、運転に不慣れな人は、日が沈む前に観光を切り上げたほうが良いかもしれません。

電動バイク観光のオススメルート

店員さん次第だとは思いますが、green e-bike では、充電ポイントが掲載された地図をもとに、オススメ観光ルートを紹介してくれます。僕は「12時過ぎにはこのあたり」といった感じで、手際よく、かなり精巧なプランを教えてもらえました。観光ノウハウは地元の人の言うことに間違いなし!ですが、いくつかポイントを紹介します。

チケットセンターが遠い問題

アンコールワット遺跡群への入場にはチケットが必要ですが、チケットセンターが、市街地と遺跡群の間のちょっと遠いところにあります。移動時間が意外とかかるので要注意!

インスタ映えするカフェは遺跡周辺にはない!

アンコールワット周辺にはいくつもの遺跡があり、その近くにはたいてい屋台があります。そこにはインスタ映えしそうな小綺麗なカフェなどはありませんでした。潔癖症な人にはちょっと厳しい食堂もあるかもしれません。食堂以外にも売店などがあり、飲み物やアイスなどを購入できます。搾りたてのジュース、うまかった!

パブストリートがすごい

市街地にあるパブストリートには、連日、多くの外国人が集まり、大賑わいです。いろいろな店舗があるので、東南アジアの料理が苦手な人も、ここでは食事を楽しめると思います。


そして、パブストリートに限った話ではないですが、シェムリアップはビールが安い!中ジョッキサイズでおよそ 60 円だったり、ハンバーガー 1 つにつき中ジョッキ無料とか、ひどい扱いです(笑)。いずれもハッピーアワーだったり期間限定サービスだったりで、常に安いビールに巡り会えるかはわかりませんが、気になる方は、ぜひ探してみてください!

通貨について

米ドルが使えます。現地通貨(リエル)に両替する必要はありません。
ただし、パブストリートを含め、クレジットカードを利用できる店は意外と少ないので要注意。市街地にはたびたび ATM があり、米ドルを引き出すことができます。
なお、お釣りはリエルで返ってきます。硬貨はなく、すべてお札です。当然、リエルで買い物をすることも可能ですが、なかなか不慣れな2種類の通貨を使いこなすのは難しく、ついついリエルが溜まり気味。そんなときは、ミネラルウォーターを購入するときに利用するのがオススメ。使いきれなかった場合は、帰りの空港のギフトショップでどーんと使ってください。

アンコールワット、オススメです!

アンコールワットは一生に一度は行ってみるべき!なんて言葉を耳にしたことがありますが、確かに、海外旅行好きな人は一度は行ってみるべきだと思います。その場で実物を見てみると、写真では判らないスケール感に圧倒されます。人間ってすごいなー。








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