35年間恋人も出来なかったので女性向け風俗を使ってみた_その4


一度目の「利用してみたい!」という気持ちが大きくなったのは、
35歳の誕生日の1ヶ月前頃でした。


いよいよ35歳になってしまう焦りが募り、お店のホームページを見ては閉じ見ては閉じを繰り返していました。
まだギリギリ30代前半のうちに経験だけしてみた方がいいのでは、いやここまで来て初めて触ってもらうのを他人にお願いするのか、迷いに迷ったところに、新型コロナの感染拡大が目立つようになってきました。
結局「こんな時に女性向け風俗を使えるはずが無い」と、一旦諦めてそのまま誕生日を迎えました。
それが今年2020年2月のことです。


このままだろうな、と思ったそれから3ヶ月後の5月に「本格的に女性向け風俗を利用しよう」と決意した出来事が起こりました。


5月半ば過ぎに、訃報が届きました。
それは学生時代のひとつ上の先輩で、同じく学生の頃の同級生の旦那さんでした。
コロナは関係ない原因でした。
まだ小さいお子さんがいて、その訃報の少し前にもオンライン飲み会を学生時代の同級生何人かで行っており、友人の後ろでお子さんを抱いている姿を拝見していました。

身近な、年齢も近い、子供も小さくてまだまだこれからの方が亡くなった現実は、
「今思っていることを先延ばしにはしてはいけない」という思いを起こさせました。

私だって、1度も男性に触ってもらったことのないまま人生を終えるタイミングが明日にも来ないとも限らないと実感しました。

これまで35年間も男性と縁がなかったのに、たとえばこの先の半年や1年で相手が見つかるなんて思えません。
もし婚活が上手くいったとして、すぐ体の関係を持つこともないでしょう。
それでは間に合わないかもしれない。

そう思って、Twitterで新しいアカウントを作りました。
女性向け風俗の情報を調べる為のアカウントです。

気になっていたお店のアカウントを、地元以外の店舗も含めフォローし、セラピストさんも何人かフォローしました。
女性向け風俗のユーザーさんのツイートも参考に拝見しました。

実家住まいなので自宅には呼べないので、ラブホも調べてみました。
普通のビジネスホテルもお風呂の広いホテルなどいくつか調べて、候補を決めて、仕事の休みの日と、自分の毎月の体調と考慮し、この日、という日を決めました。

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