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【サマリー】2020年末頃のボカロ事情

2020年末頃のボカロ関連の話題を集めました。私のための、そして貴方のための備忘録です。


ボカロの話題

まずわたしの推し曲から。

Clean Tearsさん初期からずっと好き。この曲いつかAppleMusicで配信されないかな。


幽霊東京を聴いてください。2020年東京ロックダウン思い出しながら聞くと味わいが増す。








ボカロ文脈について端的にまとめた文章。


2009年組のハングリーさ。ニコニコにランキングが導入されたのはその時期だったのか。今はYou Tubeが主体だからかバチバチ感とは違う雰囲気を感じる。


2021年に改めてボーカロイドの生みの親である佐々木渉氏へのインタビュー。無課金なので全文は読めないけども「Adoさんのような、力のある歌手も……すぐに世間から支持されて、本当によかったなぁと思って……。」の言葉には万感の思いがある。歌い手vsボカロみたいなステージから抜け出せたのは本当に大きい。ボカロは真の意味で選択肢の一つとなった。


ボカロP出身のクリエイターが音楽シーンで活躍する一方で、初音ミクのソシャゲである「プロセカ」もアツいぞといった記事。


前までのプロジェクトでご一緒させてもらった企画プロデューサーの方で、特にボカロ曲に思い入れが強い方っていうのは、僕よりもさらに10歳から15歳上の方々だったんです。そういう方々は同人音楽とか萌えキャラの文脈の中でボカロというジャンルを捉えている方が多い。でも、今の若い子たちはそういう文脈でミクとかボカロ曲を聴いていない、もっと直感的でカジュアルなノリが強い

これは本当に感じます。初音ミクであることに大した意味や物語を感じていない。自然な選択肢として、人間と同列に扱われているような感じ。


各時代の多くの人が感動したボカロ曲を今聴くと、自分の美意識が試されるようなところがある。自分の中で面白いと思える狭い範囲の美意識ではなくて、曲に触れるたびに「この味はあんまり知らないけど、みんなが美味しいって当時言っていたってことは、美味しいはずだ」と思って1曲1曲を味わいながら聴くと、徐々に自分の味覚が広がっていくような楽しさがあるんです。

これは私の課題でもありますね。ボカロ曲の流行曲に関してけっこう食わず嫌いがあります。


2012-2013年はGUMIやIAばかりかと思ってたけど総数ではミクさんが圧倒的なんですね。ボカロトップチャートも氷山の一角のさらに氷山の一角…。



私がボカロを聴かなくなってた時期の振り返り記事。勉強になります。

ボカロシーンに(比較的)低BPMのダンスロックやエレクトロニックミュージックの台頭といった出来事が起こったのが2016年なのである。

今の流行はこの時期から続いてるようですね。


なるほどな~。


じんがしっかりアンチに傷心してた話を聞けて笑っちゃいました。最近のじん曲は確かに良い。ステラが本当に良い。この曲のおかげでプロセカ始められました。


プロセカ運営へのインタビュー。

ボカロ曲を扱う上でも、綺麗なものばかりを描くのは何か違うなと思ったんです。むしろボカロの人気曲はダークなものも多く、そこも当時の若い層が抱えていた葛藤で、それが支持されていたわけですし。そういうところを表現しようとすると、綺麗なものだけでは表現できないですよね。

たしかにプロセカ内のストーリーでは若者の葛藤がフィーチャーされてます。


ポストロック好き。



ところで、紅白の影響もあってか

こういう話題が増えましたね。


YOSAOBIって誰よ!!


今の流行とボカロ文脈について濃厚にまとめた記事。この記事をみて下記のように勉強しました。


作りました。




ヨルシカ


ヨルシカの曲は透明だな。心にすっと溶け込んでくる。



私、元来ポルノのファンでして。岡野昭仁がn-bunaの詞を歌う。これな…。これな・・・・・・。ウミユリ海底譚をアコギアレンジで歌ってる声が聴こえる。聴こえるもん。


異論は・・・認めます。




YOASOBI

強い(語彙力消失)

群青、ボカロ文脈(全体的な構成や音作り)とパリピ文脈(Bメロ合唱)が複雑に混ざってて好き。




ずとまよ

ずとまよは本当に音楽をしているな。







光源と影。「同じ夕焼けでもやっぱり色の違いがある」と。みんな夜がテーマだけど、それぞれの夕焼け、それぞれの「夜」があるのだろうな。



その他の話題



やめろ・・・それ以上は・・・!




最近のゲス極だと『哀愁ゾンビ』が良かった。

Mステを久しぶりに見たのですが、オシャレな曲が多いですね。ボカロの流行もここ数年それ(丸サ進行とか)だし、やはり一般ヒットチャートとの境目はファジーになっていると感じます。

となると、オケや構成の複雑性、内容より音としての心地よさ、かつ文字としての見栄え良さを重視した詞…などの”飽きさせないために生まれたノウハウ””動画を開いて聞き続けてもらうためのノウハウ”などに関しては、一枚絵+デカ文字歌詞で動画投稿サイトで戦ってきたボカロ音楽経験者に分があるでしょう。

しばらくボカロ文脈を継いだものの快進撃は続くと思います。


サビ大好きな日本音楽の行き着いた解答がサビ→サビ→サビ→大サビの構成。ずとまよやYOASOBIは全てがサビ並の強度。





2021/07/10 約2100字?



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