Yasuyuki KIMURA

弁護士ときどきランナー。東京弁護士会・経堂綜合法律事務所(http://www.kyo…

Yasuyuki KIMURA

弁護士ときどきランナー。東京弁護士会・経堂綜合法律事務所(http://www.kyodo-lo.jp/ )所属。株式会社ニッソウ社外監査役。地域密着型の弁護士。早稲田大学法学部(社会保障法・菊池ゼミ)→同法科大学院卒(元アカデミックアドバイザー)。相模原市出身。

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  • 若手街弁の生存戦略

    「登録10年後くらいまでの弁護士(または司法修習生)」「即独または早期独立を検討中」「業態が、ワンオペまたはそれに近い小規模街弁」「年間売上目標が1000万円~2000万円の間」といった方向けに、街弁として独立開業して生き抜いていくための方法を掲載していきます。

最近の記事

若手街弁の生存戦略④ー街弁とWeb集客ー

「紹介」から「検索」へ前回の記事で、 『「解決すべき法的課題を抱えており、そのために弁護士を探している人は、どうやって弁護士を探すのか。」というところから逆算して、この層に即時かつ継続的にアプローチする具体的な方法を考える。』 ということを書きました。 この方法を考えるうえで、押さえておかなければならないことが2つあります。 1つは、前の記事でも触れましたが、2000年に弁護士の業務広告が本格的に解禁されたこと。 もう1つは、インターネットとスマホの普及、です。 私が

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    • 若手街弁の生存戦略③ー一見顧客中心の営業スタイルー

      紹介必要派vs一見顧客派の対立(?)弁護士業界は、2000年まで、業務広告が厳しく制限されていました。 そのせいもあってか、弁護士の主な受任ルートは紹介経由であることが多いとされ、現在でも、相談・依頼にあたって紹介を求める文化が根強く残っています。 (おそらく、この傾向は東京よりも地方が顕著なのではないかと思います。) その一例として、日弁連が運営している弁護士情報提供サービス「ひまわりサーチ」に掲載する弁護士の情報には、「紹介の要否」という項目を設定することができます(ht

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      • 若手街弁の生存戦略②ー売り物は「専門性」のみにあらずー

        「専門性」「専門性」と言うけれど…私が弁護士登録をしてから10年間で、もっとも耳にする機会が増えたであろう言葉。 それが「専門性」です。 「これからの弁護士は専門性が大事になる。」 「専門性で差別化を図り、競争を勝ち抜く。」 などなど、あちらを向けば専門性。こちらを向いても専門性。 「これはもうセモハラ(専門性ハラスメント)ではないか!?」と思うほど、業界内には「専門性」というワードが溢れています(※あくまで私の個人的観測の範囲内です。)。 「専門性」での勝負は、基本

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        • 若手街弁の生存戦略①-はじめに-

          2019年12月17日で、弁護士登録から丸10年が経過しました。 私は最初の3年間を勤務弁護士として過ごした後に独立しましたが、この当時、顧問先はもちろんのこと、個人事件も(いくつかの国選待機枠を除いては)ありませんでした。 また、社会人経験もありませんし、弁護士資格以外にこれといった資格もなければ、語学に堪能なわけでもありません。 つまり、独立した当時、安定的な経営基盤や、売上げに直結するような専門性や人脈といったものは何もありませんでした。 ですが、紆余曲折ありつつも

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