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食べないほうがいいのは分かってる…「お菓子」の選びかた



こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

トレーナーとしてお客さんのダイエットを見ることもあるんですが、けっこう多いんですよね。分かってはいるけどお菓子を食べちゃう人。

食べものがそれしかないわけでも、食べるデメリットも理解してないわけでもないのに食べてしまう。
もはや習慣になっているのでそう簡単には変えられないことです。



「すぐにやめてください!」
と言ってやめてもらいたいですが、そう上手くいかないのが実際のところ。こういうときは10をいきなり0にするのではなく、徐々に変化させていくのが定石です。

単に量だけではなく、「食べてもいいのでこのお菓子にしましょう!」と提案をするんですね。そして徐々に量や頻度を落としてもらうんです。



今回の記事では、ダイエットだけではなく病気の予防にもつながるお菓子の選びかた。そしてデメリットについても改めて確認していきましょう!






1.もっとも最悪なお菓子は…



もし食べていたとしても落ち込まないでくださいね…

最悪なお菓子三兄弟は…ケーキ、アイスクリーム、菓子パンです。

これらは体積のわりにカロリーが高く、どれも柔らかいため、あんまり食べた感じがしないのが特徴です。「量を減らしましょう」と言ったところで本人は初めからそんなに食べていないつもりなんです。

恐ろしいですね。5分程度で数百kcalを摂取できるんですから…



さて、そんな方にオススメしたいお菓子は和菓子やジュースです。

先ほど紹介したお菓子はどれも洋菓子です。洋菓子は糖質だけでなく、クリームやバターなどの脂質もふんだんに使われているためカロリーが高くなりやすいんですね。糖質は1gで4kcal、脂質は1gで9kcalですからね。



どら焼き、せんべい、お団子などにするだけでカロリー的には半分になる場合が多いですよ。この時はもちろん食べ過ぎないでくださいね。
スーパーのお弁当が半額になってるから2コ買うみたいなことですから…

そして意外かもしれませんがジュースでもいいです。
もちろんジュースは咀嚼の必要がないので満足感という意味ではかなり劣るのですが、コップ1杯で済ませられるなら意外とカロリーはそんなにいきません。
例えばサイダーとかだったら200kcalは切りますね。






2.お菓子のデメリットのおさらい



もちろん余計なカロリーになるっていうのはデメリットの一つですよね。でも単にそれだけの話しではありません。



ダイエットをしている人でも、そうでない人でも誰しも適正カロリーというものがあります。

体重が増えすぎ、あるいは減りすぎて不健康にならないカロリーのことです。

お菓子を食べるということはその適正カロリーをお菓子で埋めるという行為です。
適正カロリーが2000kcalの人が500kcalをお菓子で摂ったら、その日は残りの1500kcalで健康的な食事をする必要があります。



口にするものが食事だけだったとしてもビタミン、ミネラルというのは不足しがちです。

基本的にお菓子は糖質と脂質以外の栄養素に乏しいですから、一日の摂取カロリーのお菓子の比率が上がれば上がるほど、適正カロリー内でビタミン、ミネラルを摂取するのは難しくなるのです。



それが続くと体調不良や生活習慣病などを招く可能性も上がっていきますから、ぜひ気をつけてほしいところです。






3.まとめ



お菓子を食べるなら

・洋菓子は避けて和菓子に
・ビタミンやミネラルをかなり意識しないといけない



たまーに気分転換に食べるくらいならいいと思いますけどね!
いつの間にか習慣にならないように気をつけましょう。



うっかり食べ過ぎちゃった経験がある方はこちらもどうぞ。



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