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耳エッセ1

高校生物Ⅰ で一、二を争う私の人気分野があった。それが耳である。(なお、争っていたのは目)
比較的ポピュラーな遺伝分野はあまり好きではなかったが、感覚器官の話は特別に興味深かった。

耳の構造は複雑である。我々が普段より耳と呼んでいるものは、体の細かい部位としては耳殻と呼ばれる。耳介とも言うらしい。

松浦亜弥の体感4番目有名曲『ね~え?』では
"迷うなぁ~!セクシーなの? キュートなの?どっちが好きなの?"
と問い詰められるが、それで言うと私はキュート・耳殻派になる。

『ね~え?』のマイ好き好きポイントは、平成までなら大揉め、令和なら人それぞれ、と言われそうなところを
"こんなに迷うのはあなたが好きだからよ"
と落ち着けてくれるところにある。

おてんばなあややによって起こされた興奮が、自分があややの「小指」であるという自覚を経て、自分にまっすぐ向けられたあややのややピュアな恋心、ないし乙女心を噛み締めてサビが終わる。

実際は"純情な乙女心~♪"で終わるサビのほうが多いが、この曲はコスメのCMソングとして体内に残っているので、私の中ではその部分の歌詞で終わっている。もし確認してCMも純情な乙女心~♪で終わっていたら、付け足した音符が取れてしまうので、私のテンションのためにも調べないでおきたい。

それにしてもつんく♂はニドラン♂のように、心を心地よく刺してくれるなぁ…

などと思おうとしてみたが、当然♂で繋げたくなっただけでニドランのにどづきなんか絶対痛そうだから絶対違う。でもハロプロのオタクの皆様におかれましては心的刺さり度がダンチだろうから、にどづきでは足りないのかもしれない。


これからの耳の話をしよう。

耳殻は、感覚器官・耳の外耳に位置付けられ、音を集めたり音の方向を感じるのに役立っているらしい。

耳Good👍で知られる天竺鼠の川原さんは、かねてより「いくらなんでもみんな耳を使いすぎやろ」といった旨を仰られているが、生物の教科書には耳にマスクやイヤホン、イヤリングなどを引っ掻け酷使しまくる行為については特に記載されていなかった。この事実について、君ならどう思う?と、ここにマイケル・サンデルさんでもいれば言うのだろうが、ここにマイケル・サンデルさんはいない。よって、みんなが命拾いしたのか、胸を撫で下ろしたのか、真実が白熱教室のもとにさらされることはない。

さて。耳穴に入る。



(つづく)


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