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Mao.の野球あれこれ

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野球に関するあんなことこんなこと
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元”うちの子”が他球団で愛され始めたとき -千葉ロッテマリーンズ 澤村拓一

・筋肉お化け ・マッスルミュージカル ・当て屋 ・しろくまアイス ・脳筋 ………。 ジャイアンツファンのみならず、幅広い層からひどい二つ名をつけられてきた澤村拓一。CSの最中に六本木のクラブで起こした暴力事件。駐車場を爆走して阪神のバスを煽りまくった危険運転。川崎で起こした人身事故。すごい。普通に呆れる。すごいよ澤村。猪突猛進の意味、絶対間違えてる。(澤村の座右の銘が「猪突猛進」です) 近年はマウンドに上がるとハラハラした。原さんもハラハラだよ。あああここは1点もやれな

吠えろ、私のかつてのヒーロー。 -「27」を背に。埼玉西武ライオンズ内海哲也

2019年、8月。東京ドーム内売店、ボールパークストア。 「さあどれがいい? おねえちゃんが買ってあげる」 「ほんとう!? おねえちゃんちに飾ってあるやつと同じのがいいなぁ」―― 世間の小学校は夏休み。小学1年生になった従弟が、電車を乗り継ぎ東京の我が家に遊びに来た時のことだ。ひと回り以上も年の離れた、私にとってかわいくてしょうがない従弟。その初めてのひとり遠出だ、滞在する3日間、どこへでも連れて行くよと約束していた。 事前に電話で行きたいところを尋ねれば、東京ディズニー

私が二球団ファンになった元凶が帰ってきた -東京ヤクルトスワローズ#5 川端慎吾

何度も言っているけれど、私は二球団ファンである。 父からDNAとして引き継いだ巨人と、大学が神宮球場のすぐ近くにあるからという理由で好きになったヤクルト。 巨人ファンっていうモンは、だいたいが超ガンコ(うちの父)で、だいたいが亭主関白みたいなオヤジ(うちの父)で、だいたいが巨人が負けるとその日寝るまで不機嫌になるような奴ら(うちの父)である。 そんな父のDNAをまるまるっと受け継いだ私だが、ありがたいことに超ガンコには育たなかったし、巨人が負けてもあまり不機嫌にはな

今年はナゴドに根尾くんを見に行くってきめた

2018年、金足旋風とかいう超チート級爆風を抑え付け、優勝してしまった大阪桐蔭高校野球部。決勝戦スタメンのうち、根尾、藤原、柿木、横川の4人がプロ入り。これはすごい。 千葉ロッテマリーンズ1位氏名の藤原くんは、2019年1年目から1軍6試合に出場。二安打二打点と、手放しに褒められる成績ではないものの、1軍に出場したという実績があります。 それと比較すると、根尾くんの地味さが少し目立つ。2019年シーズンは9月終わりの2試合出場のみ。2打数ノー安打。まあ高卒1年目ルーキーで