適応性と柔軟性の弊害
「過ぎたるは及ばざるが如し」の格言通り、自分の長所だと思っていた部分を放置しておいたら、困ったことも起きていた。
武術の稽古で培ってきた部分でもあるのだが、その場の集中力で、環境や現場に合わせて物事をある意味、直観的にこなしてきた。
しかし、長期的な視野、計画性に欠け、結構、場当たり的な対処となっていることも多く、今更ながら、反省の日々を最近、過ごしている。
計画性をもって、柔軟に物事を進めていくのが一番なのだが、計画性をそれほど意識して、磨いてこなかったこともあり、自分のもつストロングポイントに頼ることが多くなった次第なのだろう。
夏休みの宿題にしてもそうだ。夏休みの前半、7月中には一気に終わらせ、あとは遊ぶ。
計画性もあったもんじゃない。
しんどくもあるが、そのツケを払う時がきたようだ。
しかし、更なる成長のタイミングでもあるので、少しわくわくもしている。
あといくつなつをすごせりかぞえてはけふをなつとしいまをいきんか
人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。