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だこうするかわのみなもよあさのひをあびてうつくしときぞとまらん

川の流れを止めることはできないが、時の流れを止めることはできるとかんがえている。

一瞬を切り取り、心に焼き付けるのだ。

時はあっという間に流れ出す。

しかし、承太郎よろしく、時は止めたのだ。

そして、時が止まったかどうかは自分の他、誰も分からない。

蛇行する川の水面よ朝の陽を浴びて美し時ぞ止まらん

人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。