終身雇用を前提としない就活、そして成長

まずはこちらの広告記事。ミドル転職(40前後)に関わるものです。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO61441080T10C20A7000000/


この広告自体は、言われなくてもわかってるよって感じの内容ですが。


転職を意識したとき、幅広く市場から評価される人材は、以下のいずれかです。

①会社に必須な業務に非常に長けている。

②時代が求める分野に非常に長けている。

③とにかくすげぇやつ。


それぞれ、当たり前じゃんって感じがするかと思うので、詳細は割愛しますね。

ただ今回伝えたい、気をつけていただきたいことは、大企業や特殊な会社だと、担当する業務内容が、その会社固有のものになりがちということです。

終身雇用を前提としない場合、業界内の他社や、他業種でも通じるコアなスキルを意識しながら成長していく必要があります。

営業、マーケティング、企画、IT、人事、経理、、、大体の職種が、大体の会社にある機能で、応用効くじゃないかと思いたいのですが。

大企業によくあるのが、組織がサイロ化され、役割や業務範囲がキレイに細切れに、そして整理されているケース。
その分、自分の業務範囲も狭い。そこでの経験を活かして他社に行こうと思うと、その狭い範囲に合致するところを探す必要があったりします。
または、転職がうまくいったとして、実務を始める際に、その業務範囲のギャップでつまづいたり…


例えば営業。

商材によりますが、大手だと本社や営業支援のチームから営業資料やパンフレットが届き、それをもって売りにいくケースも多々あります。

すごいトーク力で営業成績が良い人に成長できたとしても、資料作成ができないままの可能性がありますね。

これが悪いと言っているわけではないです。ただ、この業務で培われるスキルと、他社でも通じるスキルと、ということは意識しながら成長してもらいたい、ということです。


蛇足ですが。
私も、新卒で入社した会社で2〜3年目くらいになったときから、会社の看板の元でしか仕事できないのは考えるようになりました。

そこからは、社内で他の人がやりたがらない仕事もやるし、海外研修とか貴重な経験には手を挙げるようになり。
また、単純な業務スキルだけではなく、マネジメントも意識してやるようにしました。
会社というものを知るために、新卒採用の仕事もやらせてもらいました。

あれだけ大きな会社で、これだか幅広い経験を10年の間にやらさていただけたのは、本当に上司の理解と期待のおかげであり、そして運が良かったのだと感じています。

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