「安売り」

第1,260回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 誰でも「安売り」するとお客様が喜ぶと思っている。しかし、実際にはお客様に怒られることがあるって知っていますか?これ知らない人が多いんですよね。とても大事なことなのですよ!

 こんな経験ありませんか?アマゾンのセールがありました。最大60%オフなんて書いてあって、なんとなく眺めていたら、自分が1,400円で買った本が770円で売っていた!これはかなりがっかりしますよね?金額はたいしたことないけれど、それなら、安くなるまで待ってたよ!と思うことでしょう。「安売り」をしてお客様を怒らせてしまう例です。
 こんな経験ありませんか?行きつけの居酒屋へ行ったら、初めてのお客さんが入ってきました。「こんなクーポン券外で配ってたんだけど?」と言って、初来店の方のみビール2杯無料!なんて書いてあります。おいおい、毎週来てるオレは何なんだよ!何でいつも来ない奴を安くして、常連のオレを省くかな?もうこんな店来ねーよ!って怒られてしまいますよね?
 こんな経験ありませんか?電気屋へ行って最新のスマホを買いました。ところが、1週間後に電気屋へ行ったら、新モデルが出ており、自分が買ったスマホが3割引きになっていました。これもがっかりしますよね。新モデルが出ると分かっていて、在庫一掃に利用されたんだ。もうこの店には二度と行くもんか!そう思うことでしょう
 世の中「安売り」こそ正義だと思っている人が多いが、それは違います。安くすれば目の前のお客様は喜びますが、過去のお客様。しかも多くはあなたの会社のリピーターであり、ファンであるお客様を失望させ、怒らせ、お客様との関係が切れてしまう可能性さえあるのです。
 目の前の新規顧客と、あなたの会社のリピーターであるお客様、どちらの方が大事なのかは当然分かりますよね?
 なんでも「安売り」すれば成功するってものではないのです。「安売り」は大手量販店がシェアを取りに行くときの戦略です。中小企業は決して使えない戦略なのを忘れてはなりませんね。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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