「スピード」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 悪い報告程「早く」しよう。早く対処しなければ、事態は余計に悪化する。でも、それが出来ない人が多い。出来れば、ばれたくない。そう思って、報告を怠るのだ。
 だが、仕事のチョンボは必ず発覚する。そうなってからでは遅いのだ。小さな傷が、雪だるま式に大きくなっていくと、もう誰も手を付けられない。そうやって、企業の不正は行われている。
 これは末端のサラリーマンが悪いわけではない。なぜなら、その上司が失敗を責めるから、個人に責任を押し付けるから、警察でもないのに犯人探しをするから、誰もが隠そうとするんですよ。あなたは大丈夫ですか?
「これは誰がやった仕事だ!」
などと怒鳴っていませんか?そんなことをするから、みんなあなたを欺こうとするんですよ。そして、信頼関係も崩れていく。
 大事なのは、仕事のミスをした「人」を見るのではなく、「仕事」を見るのです。そこに原因が隠されているのです。そしてスピード感を持って、フォローすることです。まずは暫定対策を行い、お客様に1秒でも不便をかけないこと。その後、原因究明をして、恒久対策をして、きちんと納得いただける報告書を作成し、お客様のところへ、上司が謝罪に行くのです。社長が行くのが最も効果的だ。その場合の費用は度外視しよう。
 某銀行のように、原因が特定できず、経営陣や管理職が責任を取らず、末端の技術者や外注を切っているだけだと、結局いつまでも変わらない。そして、信頼を失う。近いうちに倒産しないかね?とても心配ですよ。なにせ遅いから。
 悪いことほど、スピード感が大事です。良いことなら、少しくらい遅れたって良いんですよ。恥なんて、一時のことで、すぐにみんな忘れてくれますよ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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