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クレジットカード利用伝票の解説 - ②レシートのレイアウト

はじめに

クレジットカードで買い物をする際、会計時に誰もが必ず受け取るクレジットカード利用伝票(以下レシート)。
前回記事では、「据置型」の決済端末と「All In One型」の決済端末それぞれの特徴について少し触れました。まだ読まれていない方は、以下リンクより一読した上で続きを読むことをオススメします。

レシートに表記されている内容を具体的に取り上げていくにあたり、先ずはお店のキャッシュレス化を実現している据置型端末について簡単に紹介したいと思います。以降は、この端末をベースに我々消費者が注目すべき印字項目を基本→応用の順で徹底解説していきます。

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決済端末と中継センターの種類

普段我々がお店で見かける決済端末1台1台は、クレジットカードの取引情報を中継する決済ネットワーク(以下中継センター)に接続しています。

中継センターは、お店とクレジットカード会社との間に介在し、クレジットカード会社が取引内容を瞬時に判定(販売承認/否認)できるよう、日本国内のキャッシュレス化を根底から支えています。

中でもサービス実績年数が比較的長く、国内を代表する中継センターは以下3つです。

■CARDNETセンター
 >センター運営会社:株式会社日本カードネットワーク
 >サービス提供開始:1996年
 >接続する決済端末:JET-S(ジェッツ)
 >参考ウェブサイト:https://www.cardnet.co.jp/
■J-Mupsセンター
 >センター運営会社:株式会社日本カードネットワーク
 >サービス提供開始:2012年
 >接続する決済端末:J-Mups(ジェイマップス)
 >参考ウェブサイト:http://j-mups.com/
■INFOX-NETセンター
 >センター運営会社:株式会社NTTデータ
 >サービス提供開始:1999年
 >接続する決済端末:INFOX(インフォックス)
 >参考ウェブサイト:https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/infox/

実は我々が会計時に受け取るレシートには、中継センター内での処理結果が詳細に表記されております。早速、実際のレシートを見ていきましょう。

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レシートの種類

決済端末から出力されるレシートのタイトル部分には、中継センターの名称が表記されています。クレジットカードで買い物をする際、どの中継センターを経由して処理が行われたのかは瞬時に把握することが可能です。

しかし、決済端末によってレイアウト(印字項目の配置)が異なるのは皆さんもお気付きでしょう。

そこで、我々消費者が最低限知っておきたい情報が、実際にどのエリアに表記されいるのかを図解で示してみました。

皆さんも是非お持ちのレシートと照らし合わせてみてください。

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最後に

レイアウトは異なるものの、取引日時や支払金額といった基本的な情報は、レシートにしっかりと表記されていることを確認できたのではないでしょうか。

次回記事では、我々消費者の金融リテラシー向上を目的とし、この8つの基本情報が具体的に何を意味するのかを徹底解説していきます。


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