だから今日は くよくよしないで 今日の風に吹かれましょう

2年前とても辛いことがありました。
人は本当に辛いことが突然起きると
涙すらでません。
言葉もでません。
そして感情が振れすぎてなのか
全く″ 無 ″になりました。
自分のその時の感情はその日から今も
止まったままです。

それでも生きていかねばなりません。

朝はきて、お日様は昇ります。
そして日常がやってきます。
仕事に行けば、心のざわざわは封印。
そして純粋無垢な赤ちゃんに向かいます。
私の奥底に潜む深い悲しい想いは
赤ちゃんの笑顔や
ギュッと私の手を握って離さない
そのちぃさな手のぬくもりが
私の心の奥底から出ないように、
しっかりと鍵を掛けてくれています。

でも。
ふとした時に、ザワザワとするのです。
思い出してしまう。
そんな時に聴く曲の1つが「時代」

1975年にリリースされた曲「時代」
中島みゆきさんの曲であり、令和の今も
様々な人に歌い継がれている名曲。
″知らない″ と思われる方が
いらっしゃるかもしれませんが、
2007年に「日本の歌百選」にも選出され、
現在 教科書にも掲載されるほどで、
2020年公開映画『記憶屋 あなたを忘れない』
の主題歌として起用されていて、
知らないと思った人も実は耳にされていたかも
しれません。

そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ

この「時代」は
「頑張れ」「大丈夫」といった
分かりやすい言葉は一切使われていません。
しかし、涙も出ず一欠片の笑顔もなくなる程
辛い中の私には 歌には
自然と前を向きたくなるような優しさが溢れ
ザワザワした想いにギュッと鍵を締めることが
出来るのです。

だから今日は くよくよしないで
今日の風に吹かれましょう

目の前の赤ちゃんに感謝しなければ。
いつも私を笑顔にしてくれてありがとう
優しい気持ちを、その眼差しに
ちぃさな手のぬくもりに、
どんなに苦しく痛い思いをしていても
生きようと一生懸命な赤ちゃんたち。
なんて美しい目で、キラキラした目で
私を見てくれるのでしょう。
ありがとう。
私は精一杯 愛情を注ぎ寄り添います。

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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