純文学に関する件
こんにちは、K.K.です。
芥川、直木の両賞が発表され、本屋大賞ノミネート10作が発表されるなど、文芸の世界がざわつき始める時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。
このなかで純文学について気になる記事を見つけたので、ちょっと返歌をしようと思います。
カワクボ・リョウさんのこの2記事についてですね。
この文章と上側の記事の「芥川賞受賞作(純文学)3大要素」のスライドの画像をみて、あれこれ読む難易度高くね?と思った次第です。私には純文学はまだ早そうです。
私はまだおとなしく絵本とマンガ、エロ小説を読んでおきます、ハイ。
○○の純文学と呼ばれる言葉がちょいちょいある
私のなじみ深いところでいうと、将棋の純文学とよばれる「矢倉」という戦型ですね。
こいつに棒銀やら早繰り銀を組み合わせて、うまく敵陣の2筋をめちゃくちゃにして、自軍の玉を「矢倉」で固めてしまえばそうそう負けません。
ただ、戦型を覚えるのは初級者~初心者には難しいし、実際の対局で矢倉が組めるほどのんびりとした戦いになることはそうそうありません。
言いたいことは「純文学」は初心者の壁として立ちふさがるのではないかな、ということです。読書初心者を脱却したければ「純文学」を読んで自分の感じたことを言語化できるようになれと。これができたら読書中級者といってもいいのではないでしょうか、ということです。
将棋でも振り飛車党でも矢倉くらい覚えないと崩せませんからね。初心者脱却を目指したいところです、ハイ。
しかしながら文芸は…
売れないんですよねぇ、文芸書。年間ベストセラーの5位くらいに本屋大賞1位の同志少女があるくらい。最近は芥川、直木賞すら厳しいので、純文学が悪いわけではありません。最近のアカデミー賞の映画がクソつまらなくて、お高く止まってるのと一緒だと思います。
このままだと文芸書はマジで図書館でしか読めない存在になっていくでしょう。
売れるようになるのは無理だと思います。文章より図画付きの絵本、さらに聴覚まで刺激して、情報を流し込んでくる動画には勝てません。
クリエイターや企画系の職業の人になりたいなら突破すべき壁となると思うので、挑戦しましょう。