私たちはみな、選ばれている。
今日は少し宗教的な話をすることをお許しくださいまし。
今日は、久しぶりのカトリックの聖書の勉強会。
これは、わたしが大学1年生の9月から通い始めたもので、もう5年になる。
毎週、神父様と一緒に聖書の言葉やキリスト教の考え方を勉強するのだ。
コロナ、夏休みが明け、久しぶりに参加した。
そこで、勉強会の中で神父様から言われた言葉が印象に残った。
どうして、神様はあなたを選んだのか
よく、神父様は「あなたは神様から唾を付けられているね」と冗談を言う。
気に入られている、ということらしい。
でも、それはなぜなのか。
なぜ、この広い世界の、日本という国の、山口県という場所の、やましたという人間を選んだのか。
それは、神様にしか分からない。
ええぇ
人間は、何かを選ぶ時に、その対象の中から自分が惹かれるものを選ぶ。
例えば、服であったら好みのものもある。
そこに何かの魅力がある。
これじゃないとだめ!と、いうものもある。
では、それが人間なら?
神父様から「これから、お祈りの時に、神様とお話する時に聞いてみたらいい。神様、私のどこに惹かれましたか?わたしの何が魅力ですか?」
と言われた。
自分の魅力、いいところ、惹かれるところ。
きっと神様には、それが見えていて、その大きな手が磁石のようにやましたをビビビって引き付けていって、今があるのだと思う。
それは、キリスト教徒だから、ではないと思う。
それだけではなく、みんなみんな、神様から選ばれているんだと思う。
だから、この世に居るんだと思う。
この話を聞いた時に、すぐにカンボジアが浮かんだ。
その中でも、特に一緒に過ごした子供たちのことが思い浮かんだ。
神様は
私たちと、ダエンという人間を引き合わせてくれた。
ダエンのお兄ちゃんでも、お姉ちゃんでもなかった。
同じ近所の学校を辞めた友達でもなかった。
ダエンだった。
彼は、日本人と一緒に住んで、学校に行って、いつかは日本に行って働いて、とそんな未来を見越して、彼を選んだ。(んだと思う。)
次に、ソリという人間に出会った。
他の誰でもない。
ソリの兄弟でもない。
ソリ、という人間を選んだ。
彼には悩まさせることもあった。
でも、それが結果彼と私たちの一致にも繋がった。
彼もまた、神様に選ばれている。
ソパという人間に出会った。
神様は、10人兄弟姉妹という大家族の中から、ソパという人間を選んだ。
彼は勤勉なところ、ユーモアのあるところ、日本に対しての好奇心、いろんな良い面があった。
そんな彼もまた、私たちに必要な存在として選ばれている。
ソックンという人間にも出会った。
マカラーという人間にも出会った。
ティーリーという人間にも出会った。
ポンという人間にも出会った。
みんな、みんな、神様にえらばれている。
誰でもない、彼らを選んだ。
こうして、巡り会うことができた。
もちろん、インターン生も。
みーんな、選ばれてんだよーって。
みんなみんな、それぞれが持ってる魅力があって、見えない糸でよいさよいさと、引き寄せられてんだよーーーって。
そうやって出逢えた人達のどんなところに魅力があるのか、どんなところに惹かれたのか
ゆっくり考えてみるのもいいかもしれないね。
私も、自分が神様には選ばれた理由を探してみよう。
自分の魅力を探してみよう。
それだけで、今よりもっと世界が綺麗に見えそうね。
職場での嫌いな人に対する自分の攻撃的な態度に対する自己嫌悪の月曜日から一日空け。
また明日から再スタート。
魅力までとは行かずとも
この人、なんでこの職場に採用されてんだろう
わたしなんで、この職場に選ばれてんだろう
と考えてみたいと思ふ。
そんなことを感じた、火曜日の夜でした。
また明日からもお仕事頑張りましょう。
おやすみなさいませ。
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